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不動バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

不動バイパス(ふどうバイパス)は、奈良県吉野郡下北山村和歌山県東牟婁郡北山村を結ぶ道路村道)。両区間を結ぶ国道169号線を事実上バイパスし、ショートカットする道路[1]で、国土交通省近畿地方整備局が町村代行で整備した路線[2]である。 正式名称は奈良県側が「村道不動線」、和歌山県側が「村道市老谷線」。

概要

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不動バイパス開通碑(北山村七色)

下北山村と北山村を結ぶ道路としては前述のとおり国道169号線があるが、両地域を結ぶ区間は狭隘道路かつ線形が悪く、災害による通行止めもしばしば起きていたため、 両地域を直結するバイパスとして建設された。本道開通前は40分かかった区間が、開通後は10分で通行できるようになった[3]。北山村七色の国道169号交差点北東角に「不動バイパス 開通碑」が建てられている。

県境にある不動トンネル(全長2,038m)は、奈良県の道路トンネルの長さとしては2007年度時点では6位[4]

諸元
  • 区間:奈良県吉野郡下北山村大字上桑原 ~ 和歌山県東牟婁郡北山村大字七色
  • 全長:4,200m (奈良県側1,344m、和歌山県側2,856m)
  • 開通:2003年(平成15年)12月19日

脚註・出典

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関連項目

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