ロイ・サリヴァン
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ロイ・サリヴァン Roy Sullivan | |||||
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雷に打たれて焦げた監視員帽子をかぶるロイ・サリヴァン。 | |||||
生誕 |
ロイ・クリーヴランド・サリヴァン Roy Cleveland Sullivan 1912年2月7日 アメリカ合衆国グリーン郡 ヴァージニア州 | ||||
死没 |
1983年9月28日 (71歳没) アメリカ合衆国ドゥーム ヴァージニア州[1][2] | ||||
職業 | 公園監視員 | ||||
著名な実績 | 7回別々の場所で雷に打たれながらも生き残った人物 |
ロイ・クリーヴランド・サリヴァン(Roy Cleveland Sullivan, 1912年2月7日 - 1983年9月28日)[3][4]は、アメリカ合衆国バージニア州のシェナンドー国立公園の公園監視員[4][5]。
7回別々の場所で雷に打たれながらも生き残った人物である[4][5]。存命中、"人間避雷針"という愛称をつけられた[6]。サリヴァンは1983年9月28日、71歳で自殺した[3][4]。片思いの恋で取り乱していたという[7]。サリヴァンの2つの監視員帽子はニューヨーク市とサウスカロライナ州のギネス世界展示ホールに展示されている[6]。
7回の落雷
[編集]- 1942年:サリヴァンは火の見櫓にいたときに最初の落雷に遭った[5]。雷はサリヴァンの足に当たり、親指の爪を失った[6]。
- 1969年:2回目は車で山道を運転していたときであった[5]。サリヴァンは意識を消失し、眉毛が燃えた[6]。
- 1970年:3回目は自宅の前庭にいたときである[5]。左肩に火傷を負った[6]。
- 1972年:4回目は公園の管理所にいたときである[5]。髪の毛が燃えた。この後、サリヴァンは水差しを持ち歩くようになった[6]。
- 1973年8月7日:5回目の落雷はサリヴァンが車外にいたときであった。頭に落雷し、再び髪の毛が燃えた[6]。
- 1976年6月5日:キャンプ場で6回目の落雷に遭い[5]、足首を負傷した[3]。サリヴァンは雲を見て自分を追いかけていると思い、逃げようとしたが落雷に遭ってしまったと伝えられている[5]。
- 1977年6月25日:土曜日の朝:7回目、そして最後となる落雷はサリヴァンが釣りをしているときであった[5]。サリヴァンは胸部と腹部に火傷を負い、入院した[6]。
出典
[編集]- ^ “The New York Times Archives: Roy Sullivan”. (September 30, 1983) August 8, 2009閲覧。
- ^ John Friedman (2008). Out of the Blue: A History of Lightning: Science, Superstition, and Amazing Stories of Survival. Delacorte Press. ISBN 978-0-385-34115-8
- ^ a b c “Astrology Weekly: Roy Sullivan”. 2006年12月4日閲覧。
- ^ a b c d “The New York Times Archives: Roy Sullivan” (1983年). 2006年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i Cecil Adams (2006年). “The Straight Dope: Have people actually survived being hit by lightning multiple times?”. 2006年12月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Stephen Wagner. “The REAL X-Men”. About Paranormal Phenomena. 2006年12月1日閲覧。
- ^ Majendie, Paul (2007年). “Guinness -- weird, wonderful and wacky abound” (Online). Reuters. 2007年9月29日閲覧。