ヤポンス・ロック
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ヤポンス・ロックまたはヤポンセ・ロック(オランダ語: Japonse rok)[1]は、ネーデルラント(オランダ・ベルギー)で愛用された室内着。「日本の着衣」の意味[2]。
概要
[編集]17世紀から着られるようになった。日本の着物を模した部屋着で、上流階級で流行した。オランダ黄金時代の画家ヨハネス・フェルメールの『天文学者』(1668)、『地理学者』(1669)では男性が着物風の服を着ているが、当時のオランダではこうした着衣が大流行していた[1][注釈 1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ モデルとなっているのはフェルメールと同時代のオランダ人科学者アントニ・ファン・レーウェンフックだといわれている
出典
[編集]- ^ a b 高橋(2020)pp.56-57
- ^ フェルメール「地理学者」 - 足立区綾瀬美術館ANNEX
参考文献
[編集]- 高橋明也『もっと知りたい世界の美術7 レンブラントとフェルメール』東京美術、2020年12月。ISBN 978-4-8087-1200-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- フェルメール「地理学者」 - 足立区綾瀬美術館ANNEX