ムーア・スクール

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ムーア・スクール

ムーア・スクールまたはムーア電気工学スクール(ムーアでんきこうがくスクール、Moore School of Electrical Engineering)は、ペンシルベニア大学にかつてあった電気工学の教室である。アルフレッド・フィトラー・ムーア(Alfred Fitler Moore)からの寄付によって1923年6月4日に設立され、ペンシルベニア大学から電気工学部として認定された。ムーア・スクールの最初の学部長はハロルド・ペンダー英語版だった 。

ムーア・スクールは、コンピュータ産業の発祥地として特に有名である。

ムーア・スクールでENIACのメインコントロールパネルを操作するプログラマ。左はベティ・ジーン・ジェニングス、右はフラン・バイラス

ムーア・スクールはペンシルベニア大学の工学部に統合され、単独の実体としては現存しない。しかし、3階建ての校舎自体は現存しており、キャンパス内ではムーア・スクールビルとして知られている。校舎は元々2階建ての建物として1921年に建てられ、1926年に改装され、1940年に3階部分が増築された[1]

脚注[編集]

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