フィシーフ
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フィシーフ( アラビア語エジプト方言: فسيخ fisīḵ 発音 [fɪˈsiːx] )は、お祝いで食される伝統的なコプト料理である。地中海と紅海の両方に生息する灰色のボラを乾燥、塩漬け、発酵させたものである[1]。フィシーフは、エジプトの古代からの春の祭典であるシャンム・ナシームの最中に食べられる。
準備
[編集]フェシーフを準備する伝統的なプロセスでは、天日で魚を乾燥させてから塩で保存する。このプロセスは非常に複雑で、特定の家族で父親から息子に伝承される。エジプトではこの職業はファサカニという特別な名前で呼ばれる。エジプト西部では白身魚を代替として使った。
危険
[編集]毎年、地元の人々がこの伝統的な漬物を食べるシャム・ナシームの期間中、誤って準備されたフェシーフによる食中毒の報告が、エジプトの定期刊行物に掲載される[2] [3]。
2012年4月、 カナダ食品検査局は、トロントの店舗で販売された丸ごとのボラのフェシーフ、油付けの切り身のボラのフェシーク、丸ごとのニシンのフェシーフのリコールを発表した。ボツリヌス菌に汚染された可能性のある製品の消費に関連する3つの症例が報告された[4]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ [1] Baheyeldin Dynasty site
- ^ “Egyptians celebrate Sham El-Nessim in parks with pickled fish - Politics - Egypt - Ahram Online” (英語). english.ahram.org.eg. 2018年1月18日閲覧。
- ^ “Fish in a barrel / Feseekh, an Egyptian delicacy that is sometimes deadly”. The Economist (weekly news magazine) Website requires subscription or simple registration (5 free articles/mo.) to read full articles) 11 June 2019閲覧。
- ^ “Canadian Food Inspection Agency Health Hazard Alert”. 2012年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。30 September 2017閲覧。