バージン・ショック
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『バージン・ショック』は、早稲田ちえによる日本の漫画作品、およびそれを表題作とした漫画短編集。
概要
[編集]『なかよし』(講談社)1995年11月号に掲載された読み切り作品。単行本は同社の講談社コミックスなかよしより全1巻が刊行された。
主人公・草薙夏緒の、数学教師・塚原裕貴への思いを描いた恋愛漫画。
あらすじ
[編集]草薙 夏緒(くさなぎ なつお)は、数学教師・塚原 裕貴(つかはら ゆたか)に恋をした。
意を決して告白するも、あっさりと振られてしまう。諦めきれない夏緒は何度も思いを伝えるが、そのたびに塚原は容赦なく拒むのだった。
登場人物
[編集]- 草薙夏緒(くさなぎ なつお)
- 本作の主人公。16歳。
- 高校1年生にして女子バレー部のレギュラー。怪力。数学は大嫌いで、再追試を受けるほど苦手。塚原のことが好き。
- 塚原裕貴(つかはら ゆたか)
- 数学教師。23歳。
- 生徒から「塚ちゃん」と呼ばれる人気者。愛想が良く、誰にでも平等に接するが、夏緒に対しては容赦なく厳しい。
- 高木(たかぎ)
- 養護教諭。
- 塚原とは昔馴染みの女性。
書誌情報
[編集]- 早稲田ちえ 『バージン・ショック』 講談社〈講談社コミックスなかよし〉、1996年6月6日第1刷発行、ISBN 4-06-178834-5
- 表題作のほか、読み切り作品「家庭教師」「革命前夜」「ハードにやさしく」が収録されている。