ノート:UNIHI

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   「この項目の最初の投稿について」

 この本の記述を持ち出してはならないと書かれてはいましたが、私も「ウィキペディア完全活用ガイド」の「独自の調査」のページにあった「ウィキペディアに掲載されるべき記事は、一次資料や二次資料を分析、統合、解釈、評価したものである必要がある」という記述だけを見て、そういうことであれば、ぎりぎり崖っぷちでセーフかも知れないと考えて投稿に踏み切ったのですが、完全にアウトだったようです。

 この投稿は、曖昧な推測に埋め尽くされていますが、その推測が合理的な推測であるかどうかを、検証するための材料は示したつもりです。(長年私は、ある種の反科学主義に対抗するために、「推測でないものは、科学でない」と主張し続けてきました。) Wikipediaの基準で削除する事にもちろん異論はありませんが、自分がよく知らない事でも、言及さえしておけば、誰かが書き直すかも知れないと期待した面もあります。UNIHIは確かに実在したはずでも、Wikipediaには項目がなかった。のみならず、検索してみても、「電気のデジタル博物館」以外には,情報らしい情報が見付からなかった。

 新規の投稿を呼び込むべく、最小限の記述だけを残す事も考えましたが、その前に、今回の投稿には、明確に断定した部分に重大な間違いがあった事に気付いたので、そこだけは自力で書き直さなければならない。カメラマンが歩きながら撮影した映像が、MUSE方式で全部動画処理になるとは限りません。カメラが移動しても、遠距離にある被写体は画面上では僅かしか動かないので、エンコーダーが4分の1に駒落としをすることで、静止画解像度になるはずです。なんで今の今までそんな事に気が付かなかったのか。これほど重要な事を勘違いしたまま、夜も昼もなしにMUSE方式を憎み続けた私のこの二十数年間は何だったのか。

 ずっと気付かないままでいるよりはマシだったにせよ、どうしようもなくお粗末な話です。しかしそうなると、いよいよ不思議なのは、MUSE方式が何故、2分の1の駒落としで動画と静止画の中間(よりもかなり静止画に近い)の解像度になる処理モードを取り入れなかったかだ。時間解像度が、7.5フレーム/秒と60フィールド/秒の二種類しかなかった事が、少しでも動くと一気にぼける原因だったのなら、間に15フレーム/秒の部分を交える事で、トータルの画質は飛躍的に上がっていたはずだ。15フレーム/秒の部分と60フィールド/秒の部分を、受信機側で判別する事が簡単でないとしても、識別信号を入れるなり何なりの対策があったのではないか。

 MUSE方式の問題点を解消したというHD-MAC方式(開発関係者がそう言っていたそうだ)がどういう方法を取っていたのか調べようとしたが、日本語版には項目がない。仕方ないので英語版を読んでみたが、圧縮の仕方については、12.5フレーム/秒の場合に全走査線を表示するという事以外はほとんど解らなかった。--体温 2009年4月21日 (火) 05:17 (UTC)体温[返信]

こんにちは、記事を拝見させていただきました。
まず最初に、記事内に貼られているテンプレートは独自研究(検証できない推論が多い)とcleanup(体裁が整っていない)で、どちらも今の状態のまま掲載するのは問題があるから修正する人を募集しているものです(もちろん体温さんが記事の内容を修正してもかまいません)。指摘されている点を修正したら、後は勝手にテンプレートを剥がしても問題ありません(ただし修正無しで剥がすのはNGです)。記事が削除されるとか、そういう類のものでは無いのでその点はご安心ください。
内容ですが、やはり推論が多いのと、体温さんご自身の感想が混じっている点が問題あります。引用しますと、例えば「現在」の節の
「全ての映像信号をデジタル化して徹底的に管理しようとする現在の流れに至った要因が、ことごとく1990年前後の日本にあったことは、痛恨の念に堪えない。」
という部分、映像信号をデジタル化して管理する流れが「痛恨の念に堪えない」というのは推測では無く感想でしょう。 Wikipedia の記事は一つ一つが独立した読み物ではなく、全体で一つの百科事典として機能していますので投稿者自身の感想を書くのは原則NGです。これを許容すると、例えば別の記事で映像信号をデジタル化して管理する流れを賞賛する感想が書かれた場合、Wikipediaの記事の内容同士で矛盾が発生する事になります(不特定多数の思想も価値観も異なる人間がそれぞれ別の記事を書いていることを常に念頭に置いてください)。
推測については、そのまま書くのは NG です(たとえ論理的であったとしても)。ただし検証可能な記述を並べることはできるので、それで体温さんが推測した事象に到達しやすくすることはできます。例えば「開発」節の
「その事からすると、基本的な方式を開発したのは日立製作所だったのではないかという推測が成り立つ。なぜなら、UNIHI VTRは、回転ヘッドのシリンダー径が76mmである事や、映像トラックの延長上にリニアPCM音声を記録する事、フレーム単位のトラックピッチとテープ速度の比がほぼ同じである事などから、松下電器(現パナソニック)とNHKが1985年に開発したMIIVTRをベースにして開発されたと考えられ、松下電器が最初に開発したとすると、日立製作所が関係する理由が見付からなくなるからだ。」
といのはかなり論理的で信憑性も高そうですが、「日立が基本方式を開発した」という資料が無い限り掲載するのは問題となります。
しかし仕様上の共通点から UNIHI VTR が松下の MIIVTRの影響を受けていることを検証可能性をもって示すのは、そう難しくないでしょうし、日立と松下が共同開発したことは日刊工業新聞の記述から検証可能なので、それをもって「日立が基本方式を開発したのではないか」ということを読者に推測させやすくする記述なら(このような記述を嫌う人はいますが)Wikipdediaのルール上問題はありません。ただしその場合はガイドラインのWikipedia:言葉を濁さないに注意して書いてください(これは慣れた人でもよく引っかかる難しい問題です)。
僕が記事を見て思った点は、以上です。基本的に豊富な資料が提示されていますので、書き直せばかなりすばらしい記事になる可能性は秘めていると思います。それでは、よろしくお願いします。--U-ichi 2009年5月9日 (土) 04:31 (UTC)[返信]