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スプリウス・ナウティウス・ルティルス (紀元前316年の執政官)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スプリウス・ナウティウス・ルティルス
Sp. Nautius Sp.f. Sp.n. Rutilus
出生 不明
死没 不明
出身階級 パトリキ
氏族 ナウティウス氏族
官職 執政官(紀元前316年)
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スプリウス・ナウティウス・ルティルスラテン語: Sprius Nautius Rutilus、生没年不詳)は紀元前4世紀共和政ローマの政治家・軍人。紀元前316年執政官(コンスル)を務めた。

出自

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パトリキ(貴族)であるナウティウス氏族の出身。父も祖父もプラエノーメン(第一名、個人名)はスプリウスである。紀元前287年の執政官ガイウス・ナウティウス・ルティルスは息子と思われる。

経歴

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ルティルスは紀元前316年に執政官に就任。同僚執政官はプレブス(平民)のマルクス・ポピッリウス・ラエナスであった[1]。この年、サムニウムとの戦争のために独裁官(ディクタトル)ルキウス・アエミリウス・マメルキヌス・プリウェルナスが任命された[1]。このため、両執政官は戦場には赴かず、ローマに留まった[2]

脚注

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  1. ^ a b ティトゥス・リウィウスローマ建国史』、 IX, 21.
  2. ^ リウィウス『ローマ建国史』、 IX, 22.

参考資料

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関連項目

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公職
先代
クィントゥス・アエミリウス・バルブラ I
ガイウス・ユニウス・ブブルクス・ブルトゥス I
執政官
同僚:マルクス・ポピッリウス・ラエナス
紀元前316年
次代
ルキウス・パピリウス・クルソル IV
クィントゥス・プブリリウス・ピロ IV