ジベンゾ-1,4-ジオキシン
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ジベンゾ-1,4-ジオキシン | |
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Dibenzo-1,4-dioxin | |
別称 Dibenzodioxin, Dibenzo-p-dioxin, Oxanthrene | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 262-12-4 |
ChemSpider | 8861 |
KEGG | C07732 |
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特性 | |
化学式 | C12H8O2 |
モル質量 | 184.19 g mol−1 |
外観 | 白色結晶 |
融点 |
122 °C, 395 K, 252 °F |
沸点 |
283.5 °C, 557 K, 542 °F |
水への溶解度 | 0.901 g/L (25 °C) |
関連する物質 | |
関連物質 | ポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン ダイオキシン類 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジベンゾ-1,4-ジオキシン(Dibenzo-1,4-dioxin)またはジベンゾジオキシン(Dibenzodioxin)は、多環式複素環式化合物であり、2つのベンゼン環が1,4-ジオキシン環に繋がっている。分子式は、C12H8O2である。2つの酸素原子は、ジオキシン環の反対側(パラ位)を占める。
ジベンゾジオキシンは、ダイオキシンと呼ばれ毒性を持つポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン(PCDD)の炭素骨格である。最も毒性の強いPCDDは、2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-1,4-ジオキシン(TCDD)である。ダイオキシン類は、PCDDと類似の構造、毒性を持つ関連化合物を含む汚染物質のカテゴリーである。ジベンゾジオキシンは、ポリ臭化ジベンゾ-p-ジオキシンの骨格でもある。
異性体
[編集]ジベンゾジオキシンと言った場合には、通常はジベンゾ-1,4-ジオキシンを表す。
異性体であるジベンゾ-1,2-ジオキシンは、不安定な1,2-ジオキシンと同様に、2つの酸素原子が隣り合っている。この異性体については詳しい情報はないが、不安定性が高く、過酸化物のような性質を持つと考えられている。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ジベンゾ-1,4-ジオキシン in the ChemIDplus database