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ジイソプロピルエーテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジイソプロピルエーテル
C6H14O
モル質量 102.18 g/mol
CAS登録番号 108-20-3
密度 0.725 g/ml
融点

−60 °C

沸点

69 °C

危険性
EU分類 Flammable (F)
EU Index 603-045-00-X
NFPA 704
3
1
1
Rフレーズ R11 R19 R66 R67
Sフレーズ S2 S9 S16 S29 S33
引火点 −28 °C
発火点 443 °C
爆発限界 1.4–7.9%
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ジイソプロピルエーテル(Diisopropyl ether)は二級のエーテル溶媒としても利用される有機化合物である。ジイソプロピルエーテルは無色でわずかに水に溶け、多くの有機溶媒とは均一に混和する液体である。ジイソプロピルエーテルはガソリンの添加剤(助撚剤)としても利用される。

安全性

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ジイソプロピルエーテルは空気中で長期間(年単位)で放置すると爆発性のペルオキシドを生成する性質を持つ。その為、メチルターシャリーブチルエーテルがジイソプロピルエーテルの代替物としてしばしば利用される。消防法に定める第4類危険物 第1石油類に該当する[1]

脚注

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  1. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)

関連項目

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外部リンク

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