シンハガド

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シンハガド城

シンハガドマラーティー語:सिंहगड、英語:Sinhagad)は、インドマハーラーシュトラ州プネー県の城。シンハガル(Sinhgarh)とも呼ばれる。かつてはここを中心に町が存在した。

また、南西には城門カリヤーン・ダルワーザー(Kalyan Darwaza)がある[1]

歴史[編集]

シンハガドからの遠望

シンハガドは「ライオンの城」(Lion's Fort)を意味し、阿若・憍陳如から名を取ってコーンダーナーとも呼ばれた。

1328年トゥグルク朝の君主ムハンマド・ビン・トゥグルクによって、この地の首長ナーグ・ナーイクから奪取された。

17世紀にはマラーターの指導者シヴァージーによって占拠され、その後のマラーター王国の拠点の一つとなった。

1700年、マラーター王ラージャーラームがこの地で死去すると、1703年アウラングゼーブによって占領された。だが、1706年にマラーターが再占領した。

1818年第三次マラーター戦争によりイギリスが占拠した。

出典・脚注[編集]

  1. ^ Sinhagad Fort”. 2012年5月18日閲覧。

関連項目[編集]