ゴールドシオ30

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゴールドシオ30』は、2006年パイオニアが開発、販売した完全告知型の沖スロ5号機保通協における型式名は「P5GSA-30」。パネル違いバージョンとして、シオラー30のパネルを継承した『シオラーVII30』がある。

沖スロでありながらも主に九州地方で人気の機種となっており、沖縄での設置店はわずかである。

概要[編集]

4号機の『スーパーシオ30』の後継機であり、ボーナスゲーム中のBGMは『スーパーシオ30』と同じ曲を使用。ビッグボーナスの場合、通常は『スーパーシオ30』の7揃い時のものであるが、ボーナスを揃える前に特定図柄が揃っていた場合は、花揃い時の曲が流れる。また、多彩な告知も5号機で可能な範囲で継承している。

有効ラインは5ラインで、通常時は3枚掛けでプレイする。ただし、ビッグボーナス中は1枚掛け、レギュラーボーナス中は2枚掛けとなる。

ボーナス後32ゲーム以内はスタート音やリール停止音等が変化し、その間にボーナス当選すると特殊告知音が発生する。また、32ゲーム以内に5連チャン、10連チャンするとボーナス中のBGMがスペシャルBGMへと変化する。

告知はレバーオン時と第1リール停止時の2種類で、第1リール停止時の場合はビッグボーナス確定。また、リールサンドランプが緑赤緑(ハイビスカスカラー)やレインボーカラーの場合もビッグ確定となる。

ボーナス図柄はビッグ・レギュラーがそれぞれ1種類で、ビッグは345枚(純増枚数は最大336枚)、レギュラーは224枚(純増枚数は最大207枚)を越える払い出しで終了する。ビッグ中はリールサンドランプで成立小役が告知され、チェリー小役をはずすことで最大10枚(ただしチェリーの成立回数によっては逆に減少することもある)、レギュラー中は1度だけ特定箇所を目押しすることで12枚の獲得枚数アップが望め、適度な技術介入性を有する。

沖縄仕様として『スーパーハナハナ』タイプのパネルがある。

スペック[編集]

設定 BIG確率 REG確率 機械割
1 1/327 1/682 95.6%
2 1/318 1/630 97.7%
3 1/309 1/585 99.9%
4 1/300 1/546 102.0%
5 1/292 1/512 104.1%
6 1/284 1/481 106.2%

※各数値はメーカー発表値[1]

脚注[編集]

  1. ^ ゴールドシオ-30 スペック”. パイオニア. 2021年2月10日閲覧。

外部リンク[編集]