コンテンツにスキップ

コミューン間協力公施設法人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コミューン間協力公施設法人(コミューンかんきょうりょくこうしせつほうじん、フランス語Établissement public de coopération intercommunale略称EPCI )はフランスにおける数コミューン(市町村)の所属する公施設法人コミューン間広域行政組織という翻訳もある[1]。行政分野は所属しているコミューンの市議会の決議次第だが、一般的にはゴミの処理・環境保護・交通機関の運営などである。

[編集]

税源可能の公施設法人の名は人口次第に異なる。最小はコミューン共同体:Communauté de communes)だが、最大は大都市共同体:Communauté urbaine)である。その中は都市圏共同体:Communauté d'agglomération)という[2]

種類

[編集]

税源系コミューン間協力公施設法人:EPCI à fiscalité propre)と税源抜きコミューン間協力公施設法人:EPCI sans fiscalité propre)がある。その一つ目の公施設法人はその上に定義している種類があるが、その二つ目の場合は単一目的事務組合(Syndicat intercommunal à vocation unique)と多目的事務組合(Syndicat intercommunal à vocation multiple)がある。

参考

[編集]
  1. ^ 自治体国際化協会(クレア・パリ)『フランスの地方自治体』2008年 38頁
  2. ^ 自治体国際化協会(クレア・パリ)『フランスの地方自治体』2008年 42-43頁