コンテンツにスキップ

クトルグ・ニガール・ハーヌム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クトルグ・ニガール・ハーヌム
Qutlugh Nigar Khanum

出生 不詳
死去 1505年6月
配偶者 ウマル・シャイフ
子女 バーブル
父親 ユーヌス・ハーン
宗教 イスラーム教(スンナ派
テンプレートを表示

クトルグ・ニガール・ハーヌムラテン文字表記:Qutlugh Nigar Khanum, ? - 1505年6月)は、 ティムール朝フェルガナの君主ウマル・シャイフの妃。ムガル帝国の初代皇帝バーブルの母でもある。

生涯

[編集]

モグーリスターン・ハーン国の君主ユーヌス・ハーンの娘として生まれた[1]。同国はチャガタイを祖とするチャガタイ・ハーン国から分裂した国家である。

1475年、クトルグ・ニガール・ハーヌムはティムール朝フェルガナ領主ウマル・シャイフと結婚した。

1483年2月13日、クトルグ・ニガール・ハーヌムはウマル・シャイフの長男バーブルを出産した[2]

1505年6月、クトルグ・ニガール・ハーヌムは死亡した。

出典・脚注

[編集]
  1. ^ Lal, Ruby (2005). Domesticity and power in the early Mughal world. Cambridge: Cambridge University Press. pp. 69. ISBN 9780521850223 
  2. ^ The Cambridge History of India. Cambridge University Press Archive. pp. 3