カンダラベ
カンダラベ(Candarave)はペルー南部タクナ県にある4つの郡の1つである、カンダラベ郡の中心地。タクナから北東に170キロメートル、車で6時間半の距離にある。標高3415m。人口は約3000人である。カンダラベはアイマラ語で「コンドルの地」という意味を持つ。ユカマニ山(標高5508m、円錐台形)の麓に位置し、アルファルファの栽培などが有名である。
近郊の見どころ[編集]
- 温泉
- カンダラベから45キロメートル。車まで2時間半ほど先に温泉がある。標高およそ4100m。85カ所の間欠泉と37℃と40℃の天然温泉があり、間欠泉の中には86℃以上の熱水が噴き出すものもある。温泉には関節炎やリウマチなどの病気に効能があると言われている。
- スチェス湖(Laguna de Suches)
- カンダラベから60キロメートル。車で2時間半の距離にある。標高4450m。ウアィティレ(Huaytire)村のすぐそばにあり、面積は370km²である。湖にはマスの飼育センターがある。湖周辺ではサギなどの野鳥が観察でき、北東の牧草地ではビクーニャなどが飼育されている。
参考文献[編集]
- タクナ州政府観光局『Información de Tacna』(i perú)、i perú、2014
- タクナ州政府通商観光局『Tacna Ciudad Heroica』(Región Tacna Promotor del Desarrollo)、2014