オレンジピール (1919年生)

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オレンジピールOrange Peel1919年 - 1940年?)は、馬術競技、とくに障害飛越競技用のに重要な影響を与えたサラブレッド種牡馬

オレンジピールは1919年にフランスで生まれた鹿毛牡馬で、馬術競技馬の血統に多大な影響を与えた種牡馬の一頭である。1924年から1940年にかけてサンローで供用されており、生涯に少なくとも19頭の牡駒を残した。おもなものにイブラヒムの父ラストオレンジ、ほかシュドポム、プラインドエスポアールなどがいる。今日子孫は非常に繁栄しており、1990年代の一流の障害飛越競技用種牡馬100頭のうち、26頭はオレンジピールの子孫であるという。近年ではブラジルバロベットドロエト (en:Baloubet du Rouet) などが知られる。

なお、本馬の父ジュドランジュはセントサイモン産駒セントフラスキンの末裔。セントフラスキンは一時イギリスで首位種牡馬にもなったが、この時期発生していたセントサイモンの悲劇などが要因となり衰退、今日父系は本馬によってのみ継承されている。一方母はリレッタという馬で、母の父はフランスの名馬アジャックスである。

血統表[編集]

オレンジピール血統 (血統表の出典)
父系 セントサイモン系

Jus Dorange
1912 栗毛
フランス
父の父
Saint Just
1907 栗毛
フランス
St frusquin St Simon
Isabel
Justitia Le Sancy
The Frisky Matron
父の母
Orange Queen
1904 鹿毛
イギリス
Martagon Bend Or
Tiger Lily
Model Queen Lord Lorne
The Empress Maud

Rirette
1913 鹿毛
フランス
ajax
1901 鹿毛
フランス
Flying Fox orme
Vampire
Amie Clamart
Aalice
母の母
Golden Key
1901 鹿毛
イギリス
Ladas Hampton
Illuminata
Lock And Key janissary
seclusion
母系(F-No.) Splitvote(FN:2-u)



外部リンク[編集]