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オキサゾロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
5-(4H)-オキサゾロンの構造

オキサゾロン(Oxazolone)は、分子式C3H3NO2で表される化合物である。カルボニル基の位置により3つの異性体があり、また二重結合の位置によりさらに2つの異性体がある。

  • 2-(3H)オキサゾロン
  • 2-(5H)オキサゾロン
  • 4-(5H)オキサゾロン
  • 5-(2H)オキサゾロン
  • 5-(4H)オキサゾロン

5-(4H)オキサゾロン誘導体である4-エトキシメチレン-2-フェニルオキサゾール-5-オンは、免疫学実験、特に遅延型過敏症の実験に化学アレルゲンとして用いられる[1]

4-エトキシメチレン-2-フェニルオキサゾール-5-オンの構造

関連項目

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出典

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  1. ^ Nakano, Y (2004). “Stress-induced modulation of skin immune function: Two types of antigen-presenting cells in the epidermis are differentially regulated by chronic stress”. The British journal of dermatology 151 (1): 50–64. doi:10.1111/j.1365-2133.2004.05980.x. PMID 15270872.