エストニア防衛連盟

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エストニア防衛連盟(エストニアぼうえいれんめい、エストニア語:Kaitseliit、英語:Estonian Defence League)は国防省の下で活動する、志願制の国防組織。[1]

エストニア防衛連盟
Kaitseliit
活動期間1918–1940
1990–現在
国籍エストニアの旗 エストニア
兵力
  • 16,000 人
  • 女性・青年組織を含めて26,000 人
基地Toompea 8, 10130 Tallinn
主な戦歴エストニア独立戦争
指揮
現司令官Riho Ühtegi (2019–)

任務[編集]

メンバーの自由意志に基づきエストニアの独立を守る。

歴史[編集]

  • 1918年11月 - 国内の治安維持を目的とした自主的な国防組織として誕生
  • 1924年12月 - 共産主義者によるクーデターが発生。国防意識の高まりに伴い、事件の2週間後には法律に基づく組織となった。
  • 1925年10月 - 機関誌が『Kaitse Kodu!(家を守ろう!)』の名で創刊
  • 1940年6月 - エストニア共和国がソ連に占領される。大統領令により解散。幹部は弾圧の犠牲となった。レジスタンス活動を森の兄弟エストニア語版として続ける者もいた。
  • 1990年2月 - Järvakandiにて再設立
  • 1992年2月 - エストニア国防軍に編入
  • 2002年 - スウェーデンの支援により、兵器はNATO規格へ移行
アメリカ海兵隊との合同訓練(2010年)

脚注[編集]

  1. ^ Kaitseliit”. www.kaitseliit.ee. 2022年2月23日閲覧。