ウィリアム・クレイヴェン (第6代クレイヴェン男爵)
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第6代クレイヴェン男爵ウィリアム・クレイヴェン（英語: William Craven, 6th Baron Craven、1738年9月11日 – 1791年9月27日）は、イギリスの政治家、貴族。ホイッグ党所属[1]。
生涯
[編集]ジョン・クレイヴェン（John Craven、1708年2月7日 – 1752年8月21日[2]、第5代クレイヴェン男爵ウィリアム・クレイヴェンの弟）とメアリー・ヒックス（Mary Hickes、バプティスト・ヒックスの娘）の息子として、1738年9月11日に生まれ、同日に洗礼を受けた[1]。1756年10月20日、オックスフォード大学ベリオール・カレッジに入学した[3]。その後、オール・ソウルズ・カレッジでB.A.（1762年）、M.A.（1766年）、D.C.L.（1773年7月7日）の学位を修得した[3]。
1769年3月17日に伯父ウィリアムが死去すると、クレイヴェン男爵の爵位を継承した[1]。
1786年から1791年に死去するまでバークシャー統監を務めた[1]。
1791年9月27日にローザンヌで死去、ビンリーで埋葬された[1]。
人物
[編集]『The Royal Register』は「野党にいるのは卿なのか、夫人なのか？」（Is it my Lord that is in Opposition or my Lady?）とクレイヴェンが政治において妻に支配されていると揶揄した[1]。
家族
[編集]1767年5月30日、エリザベス・バークリー（1750年12月17日 – 1828年1月13日、第4代バークリー伯爵オーガスタス・バークリーの娘）と結婚[1]、3男4女をもうけた[2]。
- エリザベス（1799年1月3日没） - 1792年4月17日、ジョン・エドワード・マドックス（John Edward Madocks）と結婚
- マリア・マーガレット（1769年4月26日 – 1851年3月9日） - 1792年1月1日、第2代セフトン伯爵ウィリアム・フィリップ・モリニューと結婚、子供あり
- ウィリアム（1770年 – 1825年） - 第7代クレイヴェン男爵、後に初代クレイヴェン伯爵に叙爵
- ジョージアナ（1839年没）
- アラベラ（1819年6月9日没） - 1793年4月6日、フレデリック・シンジョンと結婚、子供あり
- ヘンリー・オーガスタス・バークリー（1776年12月21日 – 1836年） - 1829年、Marie Clarisse Trebhault（1865年4月4日没）と結婚
- ケッペル・リチャード（Keppel Richard、1779年6月1日 – 1851年6月24日） - 旅行家
クレイヴェン男爵夫婦は1780年に別居し、エリザベスはアンスバッハに移住した[1]。そのためか、エリザベスはクレイヴェン男爵の死後1か月にも満たない1791年10月13日にリスボンでブランデンブルク＝アンスバッハ辺境伯カール・アレクサンダーと再婚した[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1913). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Canonteign to Cutts) (英語). Vol. 3 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 503–504.
- ^ a b "Craven, Baron (E, 1626/7)". Cracroft's Peerage (英語). 12 April 2012. 2019年10月27日閲覧。
- ^ a b Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (英語). Vol. 2. Oxford: University of Oxford. p. 314.
| 名誉職 | ||
|---|---|---|
| 先代 セント・オールバンズ公爵 |
バークシャー統監 1786年 – 1791年 |
次代 ラドノー伯爵 |
| イングランドの爵位 | ||
| 先代 ウィリアム・クレイヴェン |
クレイヴェン男爵 1769年 – 1791年 |
次代 ウィリアム・クレイヴェン |