イボ・デ・ボーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イボ・デ・ボーア
Yvo de Boer
生年月日 (1954-06-12) 1954年6月12日(69歳)
出生地 オーストリアの旗 オーストリアウィーン

在任期間 2006年9月4日 - 2010年7月1日
テンプレートを表示

イボ・デ・ボーア(Yvo de Boer、1954年6月12日 - )は、オランダの政治家。気候変動枠組条約の第3代事務局長を2006年から2010年まで務めた。

経歴[編集]

1954年6月12日オランダの外交官の息子として、オーストリアウィーンで生まれる。オランダでソーシャルワークの学位を習得する。オランダの環境省(正式名称:Ministry of Housing, Spatial Planning and the Environment (Netherlands)英語版 )で勤務し国際的な政策を担当した[1]

2006年8月に国連事務総長コフィー・アナンによって、気候変動枠組条約の第3代事務局長に任命された[2]コペンハーゲンで開催されたCOP15での交渉がほとんど失敗に終わった後の2010年に事務局長を辞任することを表明した[3]。退任後は国際的なコンサルタントであるKPMGに気候変動や持続可能な開発に関するアドバイザーとして参加した。

脚注[編集]

  1. ^ former-executive-secretary-mr-yvo-de-boer”. 2019年1月31日閲覧。
  2. ^ SECRETARY-GENERAL APPOINTS YVO DE BOER OF THE NETHERLANDS AS EXECUTIVE SECRETARY OF UNITED NATIONS FRAMEWORK CONVENTION ON CLIMATE CHANGE”. 2019年1月31日閲覧。
  3. ^ U.N. Climate Chief Quits, Deepening Sense of Disarray”. 2019年1月31日閲覧。

関連項目[編集]