コンテンツにスキップ

イプセン・インターナショナル・ホールディング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イプセン・インターナショナル・ホールディングGmbH
Ipsen International Holding GmbH
Ipsen Logo
種類 株式会社
本社所在地 ドイツの旗 ドイツ
クレーヴェ
設立 1957年
業種 機械
外部リンク www.ipsen.de
テンプレートを表示

イプセン・インターナショナル・ホールディング(Ipsen International Holding GmbH)は工業炉の開発・組立と製造を手がける企業である。

Factory in Kleve

会社の代表者はThorsten Krüger(CEO)、Peter Fleischmann、Geoffrey Somary、Houman Khorram。

概要

[編集]

イプセングループは世界中で1000人の従業員を擁し、ドイツアメリカインドマレーシア中国日本に製造拠点を設けている。これらの製造拠点と34カ国にある代理店を合わせて Ipsen の販売ネットワークが形成されている。

歴史

[編集]

ハロルド・イプセンは1948年にロックフォード(米国)にイプセン・インダストリーズ社を設立。1957年にクレーヴェ(ドイツ)に製造所を設立。

製品

[編集]

Ipsenの工業炉は、エンジンやギアの最高品質要求を満たすため、鉄鋼やその他材料の様々な熱処理に使用される。 Ipsenの顧客は医療業界、風力発電、航空製造業、食品業界、自動車産業や航空宇宙産業といった多様な業種にわたり、工具製造業界、機械工学や熱処理業界にも携わっている。

熱処理は材料の構造条件を大幅に改善し、結果的に金属の弾性(特に鉄鋼やチタン合金)を得るので非常にコスト効率の良い処理である。

Ipsenの工業炉(真空炉、雰囲気炉やプッシャー式連続炉)は焼入れ、焼戻し、浸炭処理、窒化処理、浸炭窒化、光輝焼戻し、焼鈍し、真空ろう付け、高温ろう付けやプラズマ窒化処理等に利用される。