アン・ラブレス (第7代ウェントワース女男爵)
第7代ウェントワース女男爵アン・ラブレス（英語: Anne Lovelace, 7th Baroness Wentworth、旧姓ウェントワース（Wentworth）、1623年7月29日 – 1697年5月7日）は、イングランド貴族。
生涯[編集]
初代クリーヴランド伯爵トマス・ウェントワースと1人目の妻アン・クロフツ（Anne Crofts、1638年1月16日没、サー・ジョン・クロフツの娘）の娘として[1]、1623年7月29日に生まれた[2]。
1638年7月11日、第2代ラブレス男爵ジョン・ラブレスと結婚[1]、1男3女をもうけた[2]。
- ジョン（1640年頃 – 1693年） - 第3代ラブレス男爵。第8代ウェントワース女男爵マーサ・ジョンソンの父
- アン - 生涯未婚
- マーガレット（1671年4月14日没） - 1660年10月30日、第2代準男爵サー・ウィリアム・ノエルと結婚、子供あり。第3代準男爵サー・トマス・ノエルと第4代準男爵サー・ジョン・ノエルの母。第4代準男爵サー・ジョン・ノエルの孫に初代ウェントワース子爵および第9代ウェントワース男爵エドワード・ノエルがいる
- ドロシー - ヘンリー・ドラックス（Henry Drax）と結婚
1686年4月23日に兄トマスの娘ヘンリエッタが死去すると、ウェントワース女男爵の爵位を継承した[1]。しかし、その後も「レディ・ラブレス」（Lady Lovelace、「ラブレス男爵夫人」と同等の意味）の称号が使用されたという[1]。
1697年5月7日に死去、息子ジョンに先立たれたため、ジョンの娘マーサが爵位を継承した[1]。
出典[編集]
- ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 98–99.
- ^ a b "Wentworth, Baron (E, 1529)". Cracroft's Peerage (英語). 22 June 2016. 2019年10月19日閲覧。
| イングランドの爵位 | ||
|---|---|---|
| 先代 ヘンリエッタ・ウェントワース |
ウェントワース女男爵 1686年 – 1697年 |
次代 マーサ・ジョンソン |