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アロジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アロジンとはアルミニウムクロメート処理をしたもので、日本パーカライジングの商標。

アルミニウムの耐食性、塗装密着性の向上を目的として行われる。またアルマイトと違い、不動態被膜が無い為導電性がある。

概要

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処理方法は無色処理(アロジン#1000)と有色処理(アロジン#1200)がある。リン酸クロメートかクロム酸クロメートを使用するかによって色が変わってくる。

リン酸クロメートの場合は緑色の被膜を形成するが、クロム酸クロメートの場合は黄金色の被膜を形成する。[1]またアルミニウム合金の化学成分によって色も多少変化する。

2006年7月に施行されたRoHSに対応するため、クロムを使用しないノンクロムアロジンやパルコート処理という処理もある。

航空機の機体は下地処理をリン酸クロメートの上に緑色のジンククロメートを塗装するのが一般的なため、飛行可能となった状態で行う最初のテスト飛行を「Green Flight」と呼ぶ。

脚注

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