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Wondershare Filmora

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Wondershare Filmora
開発元 万興科技(Wondershare Technology)
最新版
14 / 2024年10月13日 (33日前) (2024-10-13)
対応OS Windows, macOS
種別 動画編集ソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Wondershare Filmora公式ページ
テンプレートを表示

Wondershare Filmora(ワンダーシェア・フィモーラ、万興喵影)は、中華人民共和国広東省深圳市万興科技(Wondershare Technology)が開発している動画編集ソフトウェアである[1][2]。日本語版は2012年からWondershare日本語公式サイトにて販売を開始した。

2015年11月より「動画編集 プロ」から「Filmora」へ改名。シンプルなユーザインタフェースを採用し、タイトルやテロップなどのモーショングラフィックステンプレートをあらかじめ搭載している。

主な機能

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基本の動画編集

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  • 動画分割
  • 動画結合
  • 動画回転
  • クロップ

高度動画編集機能

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  • キーフレーム ‐ 動画の途中で各種パラメータを調整でき、自由な効果を適用
  • モーショントラッキング ‐ 動画や静止画、図形などのグラフィックをアニメーションの様に追跡
  • カラーマッチ ‐ 複数の動画クリップの色調をワンクリックでマッチング
  • シーンの検出 ‐ 動画の変わり目を自動検出し、その動画を大まかなセグメントに自動的に分割

テキスト追加・カスタマイズ

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  • テロップや吹き出しの追加
  • イントロやクレジットなどのキャプション追加

エフェクト素材

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  • VFXを含む1000を超える独自エフェクトを搭載
  • モーションエレメント、トランジション、フィルター、オーバーレイなどのエフェクト素材をドラッグ&ドロップで追加可能
  • FilmoraのエフェクトストアであるFilmstockでは、Filmoraのプラグインとしてテーマ別に編集素材を定期的にリリース

基本オーディオ編集機能

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  • BGM追加
  • オーディオ分割
  • ナレーション追加
  • BGMのフェードイン&アウト

高度オーディオ編集機能

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  • ピッチ機能 ‐ 音声のトーンの変更
  • 環境ノイズ除去機能 ‐ 背景の雑音除去
  • イコライザー機能 ‐ 周波数の高低調節
  • オーディオミキサー ‐ 動画の中の音声を別々の音声ファイルとして調節
  • パン機能 ‐ スピーカーを右左に切り替えや主音声のボリュームの高低調節が可能
  • オーディオダッキング ‐ 人物の会話と重なる音楽を素早くフェードし、会話を引き立てる

再生速度調整

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  • 逆再生
  • スローモーション&早送り再生
  • フラッシュ&ホールド

動画のスナップショット

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  • 動画のスナップショットを撮影し、画像として保存可能

画質補正

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  • 解像度調整
  • 手ぶれ補正
  • 広角レンズや魚眼レンズの歪み補正

高度色彩調整

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  • レタッチ/色調補正-ホワイトバランス、カラー、ライト、HSLの調整、またビネット効果の作成が可能
  • 3DLUT-精密なカラーマネージメントを実現する3DLUT をプリセットとして編集、保存。「.cube」「.3dl」などのフアイルを読み込みも可能

ピクチャインピクチャエフェクト(PIP)

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画面内に別の動画を設置することが可能。一つの動画上に最大10個まで別のメディアを乗せることが可能。

アクションカメラツール

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Filmoraバージョン8.0で新たに追加されたツール。レンズ歪み補正、リプレイ&逆再生コントローラー、フリーズフレーム、手ぶれ補正、ノイズ除去機能を搭載したモジュールでアクションカメラで撮影した映像を手軽に編集できる

特殊効果

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  • チルトシフト
  • モザイク・ぼかし効果
  • 指定の顔を変える
  • クロースアップ

超高速動画カッター

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  • 動画のトリミングと結合を高速で実現。アクションカメラ、携帯電話、家庭用のAVCHDカムコーダで撮影したH.264エンコードのMP4またはMOV&MTS形式の動画ファイルに対応。

クロマキー合成

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  • 2つのオーバーレイクリップの前面レイヤーの一部の色域を透明にし、背後の動画クリップや画像を表示することが可能。

オートリフレーム

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  • 同一の動画を異なるアスペクト比で再作成しソーシャルメディアプラットフォームに最適化。

オーディオエフェクト

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  • 動画クリップにエコー、リバーブ、電話などのオーディオエフェクトを適用

無音検出

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  • 動画クリップ内の無音部分を自動的に検出&一括削除

AIポートレート

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  • 動画から背景を簡単に素早く削除

※有料プラグイン

ARステッカー

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  • 顔の動きに反応するARステッカーを追加

ハイライト自動検出

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  • 動画から最高の瞬間を自動で検出しキャプチャ

録音・録画

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  • PC画面の録画、ウェブカメラからの録画、ナレーションの録音

スピードランプ

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  • 動画を簡単にスローダウンまたはスピードアップ

マスク

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  • キーフレームにより動画の動きに合わせて切り抜き合成

インスタントモード

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  • テンプレートを選択し、動画と音楽をインポートすると、ハイライト編集、タイトル、エフェクトが付いた動画が完成

  ※Windows版のみ実装

オートモンタージュ

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  • 動画をインポートすると、ハイライト編集、BGM、エフェクトが付いたモンタージュ動画が完成

  ※Windows版のみ実装

オーディオ同期

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  • 動画と外部マイクで録音した音声を同期

ストックメディア

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  • GIPHY、Pixabay、Unsplashと提携

対応入出力形式

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対応入力形式(取り込み可能なファイル形式)

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動画形式 AVI, DV, DIF, NUT, H261, H264, NSV, FLV, MKV, MP4, PSP, 3GP, MOV, MPG, MPEG, VOB, DAT, EVO,RM, RMVB, TS, TP, TRP, M2TS, WMV, ASF, DVR-MS
音声形式 AAC, AC3, APE, AIF, AIFF, FLAC, APE, CUE, AU, AMR, OGG, WAV, DPE, MKA, M4V, M4A, MPA, MP2, MP3, RA, WMA
画像形式 JPG, JPEG, BMP, PNG, JPE, GIF, DIB, JFIF, TIF, TIFF

対応出力形式(保存可能なファイル形式)

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汎用ビデオ・オーディオ WMV, AVI, MOV, FLV, MKV, MP4 Video(AVC), MP4 Video(Xvid), MP4 Video(MC), ASF, M4V, Xvid, DV, MPEG-1, NTSC, MPEG-1 PAL, MPEG-1 SECAM, MPEG-2 NTSC, MPEG-2 PAL, MPEG-2 SECAM, DVD-Video NTSC, DVD-Video PAL, HTML5, DVD-Video SECAM, MP3
HDビデオ TS, TRP, AVI, MP4, MPG, WMV, MOV
DVD DVD disc, DVD folder, ISO imagine file
デバイス iPhone, iPhone 3G, iPhone 3GS, iPhone 4, iPhone 4S, iPhone 5, iPhone 5C, iPhone 5S, iPhone 6, iPhone 6 Plus, iPhone 7, iPhone 7 Plus, iPod nano, iPod touch, iPod classic, iPad, iPad 2, HTC, Galaxy SⅡ, PSP, PS3, Wii, Xbox 360, Zune, Zen, Archos

動作環境

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対応OS - Windows 7/Windows 8 (Windows 8.1を含む)/ Windows 10/ Windows 11(64bitOS)/ Mac X 10.12以降

CPU - Intel i3以上のマルチコアプロセッサ、2GHzまたはそれ以上(HDおよび4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨)

メモリー - 実際使用可能のメモリ最小限4GB(HD または 4K動画の場合は、8GB以上が必要)

バージョン履歴

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Filmora7.8
2016年10月24日発売[3]
高度色彩補正機能、3DLUT読み込み、ズームイン&アウト、パン機能、カスタマイズテキストの保存機能、トランジション編集機能、リップル削除

関連項目

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  • FilmoraPro - 2022年7月1日、提供の終了が発表された[4]

脚注

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  1. ^ "ファーウェイ独自OSも採用、動画編集「神ツール」Filmoraの中国回帰" 36Kr Japan 2021年7月20日更新 2024年11月16日閲覧
  2. ^ "初心者でも簡単にSNS映えする動画が作れる? しかも6,980円/年からだって~!? 動画編集アプリ「Filmora」がけっこう良いぞ" プラスデジタル/マイナビ 2024年6月5日12:00更新2024年11月16日閲覧
  3. ^ "Filmora動画編集最新バージョン7.8登場、高度色彩補正機能でさらに鮮やかに" ワンダーシェアーソフトウェアプレスリリース CNET Japan 2016年10月24日16時00分配信 2024年11月26日閲覧
  4. ^ Wondershare FilmoraProの提供を終了します。”. Wondershare. 2023年1月27日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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