Wikipedia:井戸端/subj/戸籍を出典に用いることはできるのか

戸籍を出典に用いることはできるのか[編集]

現在、とある利用者の方の会話ページにてやりとりしている事柄なのですが、簡単にまとめると、この利用者の方は(本人の述べるところによると)Wikipediaに記事のある人物の親族ということです。記事の人物は、高齢によりしばらく前に表舞台から退いていたのですが、このたびお亡くなりになったそうです。しかし、この方によれば死去を知るのは親族や民生委員などのごく一部である(かつての仕事関係者とは交流が絶えている?)とのことで、公に報道されていないようです(事実、訃報などは見つからない)。しかし、この方はその人物記事を「生存扱いにしないでほしい」と希望され、出典の無い状態の訃報を幾度か書き込まれました。そのため、記述するにはWikipedia:検証可能性の面から問題があるので、「死去について掲載を希望するのであれば、検証できる形になるよう、(新聞の訃報欄への掲載やかつての関係者へ連絡→公式サイト掲載、など)公表に向けた動きをとってください」とお願いしたところ、「訃報について区の確認をおねがいします」との要約欄への書き込みと共に、死亡届を提出した役所、および遺体を献体した病院といった事柄を表明してきました。つまり、「役所に行って戸籍を確認してきてくだされば判明します」とおっしゃっているように思えるのですが、個人の戸籍というものは適切な出典として用いることはできるのでしょうか? 確かに戸籍を見れば死去の事実は確認できるでしょうが、第三者の戸籍は現在では正当な理由が無い限り閲覧することは極めて困難であるはずですし、プライバシーの問題でもあるので、私としては出典には使えないものだと思うのですが…。この点について、ご意見をお願いいたします。--松茸会話2013年4月3日 (水) 14:16 (UTC)[返信]

私は、確認できない出典は載せるべきでない、というだけです。ですから、実際に公表されてから載せるのが望ましいかと。--Beaver 223会話2013年4月3日 (水) 14:47 (UTC)[返信]
さて今回の件で少し気になったのがという言葉です。例えばこれが行政区であれば戸籍によってとかという理解になるかもしれませんが、地方の場合自治会(地区)などに近いものを区と言っている場所もあるようです。今回お亡くなりになられた場所として提示されている場所が特別区や行政区が関与しない地域のようです。この場合例えばその地区の広報などに掲載されており、それが国会図書館に納本されたら信頼できる情報源かどうかという問題は発生する余地があるでしょうが、検証可能性を満たす可能性はあるのではないでしょうか?--Vigorous actionTalk/History2013年4月3日 (水) 15:07 (UTC)[返信]
コメント これはかなり悩ましい問題ですね。まず、役所や亡くなった病院に問い合わせなければならないというのであれば、WP:Vを満たせないでしょう。また、このケースはそうではないとは思いますが、もしも死去の報せが何かの間違いだとすると、ウィキペディア記事で死んだことにしてしまうのはかなり失礼ですよね。しかしながら、WP:RSで死亡が確認できないからといって、たとえば50年後に年齢140歳などとなっているのはナンセンスですよね。死亡が確認できる資料がないとなると、とりあえず、今すぐできるのは記事から現在に関する記述、インフォボックス内の(89歳)と導入部の1923年12月31日 - 現在は高齢を理由に芸能界を引退しているを取り除くことかなと。これらの記述は死亡の事実と同じで検証可能性を満たしてませんし。声優インフォボックスは{{生年月日と年齢}}を使っているみたいですから、別のインフォボックスにするか、生年月日を除去するとよいと思います。生年月日は何が出典になっているのかちょっと分からなかったのですが、今挙がっている参考文献で確認できないとしたら、全て取り除いてもよいかもしれません。死亡の事実が確認できる資料が見つかったら復帰させればいいでしょう。
別の考え方としては、記事全体を削除に回すことですかね。訃報が報じられない人物というのは、そもそも百科事典の記事として維持するのが難しい、というふうにも考えられるかも知れないです。--Bugandhoney会話2013年4月3日 (水) 15:21 (UTC)[返信]
削除に関しては消極的です。当該人物に特化すると削除も考慮できるかもしれませんが、その理由が「訃報が報じられない人物=特筆性がない」であるなら、そう言い切れないからです。実際、特定分野では、かなり高名な研究者であっても、訃報が全国紙や大手メディアに出る人は稀です。まずはVigorous actionさんのおっしゃるとおり、検証可能性を満たす資料の提示を求めるところからスタートするべきかと。--ろう(Law soma) 2013年4月4日 (木) 00:29 (UTC)[返信]
これはBLP的にアプローチするべき問題かなと思いました。ウィキペディア上で、死んでいる人を生きている扱いにするのは、生きている人を死んでいる扱いにするほどではないにせよ、故人や遺族に対して失礼なことではないかと。それで、葬儀の準備をしている遺族に対して、何か確認できる資料を出せ、ないしどこかに働きかけて訃報を載せてもらえ、というのは酷な要求かなと。遺族の方はファーストハンドの経験として死去の報せを受けたのであって、どこかで読んで知ったというわけではありませんので。もちろん、遺族の方が気付いてないだけで、ひょっとしてどこかにそういう資料がすでに存在している、ということもありえるかとは思いますが。--Bugandhoney会話2013年4月4日 (木) 17:48 (UTC)[返信]
私も、これは WP:BLP を参照すべきところだと思います。すでに死亡しているとされる人物の記事であっても、肝心の「死亡した」という事実が確認できなければ、LP(存命の人物)としてさしあたり扱うべきでしょう。そして WP:WELLKNOWN によれば、戸籍情報などの公的記録は直接出典として用いてはならないとされていますから、それのみをもって死亡の事実を書くことはできません。カテゴリ:存命人物が付与されたままになっているなど、「生きている扱い」になってしまっている状態はいたし方のないところだと思います。本文については、上記のように編集で対応することは可能でしょう。「現在は高齢を理由に芸能界を引退している」というのは WP:DATED からも問題があるので、できればX年に引退した、のような記述が好ましいです。--Calvero会話2013年4月5日 (金) 12:15 (UTC)[返信]