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Wikipedia:井戸端/subj/引用とは何か(引用の定義)

引用とは何か(引用の定義)[編集]

関連: プロジェクト‐ノート:プロジェクト関連文書/対訳用語集#Cite, quoteについて, 引用

皆さんが考える引用の定義を明らかにするために次の事例について引用に当たるとお考えかをお教えください。

質問 1: "A citation, or reference, is a line of text that uniquely identifies a source: Ritter, Ron. The Oxford Style Manual. Oxford University Press, 2002, p. 1."[ref 1]

この文は、Ritter...p.1 に書かれている文でないとして、この文では Ritter...p.1 を引用しているといえますか? 回答は、(引用である), (引用でない), (どちらともいえない)のいずれかで次の事例にしたがってご回答ください。 必要があれば、その後ろにコメントをどうぞ。どちらともいえない とご回答された方は必ず理由を書いてください。

質問 2: "This attitude to art and life can be summarized by Wilde's maxim, 'When a truth becomes a fact it loses all its intellectual value.' " [ref 2]

この一文はWilder's maximの述べたことを引用しているといえますか?回答は、(引用である), (引用でない), (どちらともいえない)のいずれかで次の事例にしたがってご回答ください。 必要があれば、その後ろにコメントをどうぞ。どちらともいえない とご回答された方は必ず理由を書いてください。

質問 3: "This attitude to art and life was expressed by Oscar Wilde, who stated that a truth loses its intellectual value by the time it turns into a fact." [ref 2]

この一文はOscar Wildeの述べたことを引用しているといえますか? 回答は、(引用である), (引用でない), (どちらともいえない)のいずれかで次の事例にしたがってご回答ください。 必要があれば、その後ろにコメントをどうぞ。どちらともいえない とご回答された方は必ず理由を書いてください。

参照

  1. ^ en:Wikipedia:Citing_source
  2. ^ a b Oscar Wilde. "A Few Maxims For The Instruction Of The Over-Educated". First published anonymously in the Saturday Review of 17 November 1894

それぞれで「引用」といっている行為について適切な英語を考えてみてください。 皆様からの複数の回答があった適切な時に、私の理解することろをその根拠とともに述べさせていただきます。 --Kanehiro会話2012年10月15日 (月) 03:41 (UTC)[返信]

えーと。日本語の引用というのは、citationの訳語としても、quotationの訳語としても使われています。この区別は[1]参照。論文の被引用回数とかというときはcite。著作権法上の引用については、quotationと考えられますが、適法な引用が「引用」なのか、「引用」の一部が適法なのかは、それほど明らかではなかったと記憶します。またネット上での引用の扱いについては古くから論争のようなものがあります。「引用のやり方についての論争まとめ」がまとまってるのかな。
なので、「皆さん」がどう考えようが、Kanehiroさんがどう考えようが、多くの場合は文脈依存で判断されますが、「引用の定義」というのは画一的に決められているものではないです。どうしても区別が必要な場合はciteやquoteを補ったり、「著作権法で言う」のような言い方で区別することになります(たとえばWikipedia:引用のガイドライン冒頭)。--Ks aka 98会話2012年10月15日 (月) 17:24 (UTC)[返信]
そのとおりでしょう。言われるまでもなく文脈依存です。 では、この3ケースが英語Wikipediaの記事名前空間以外の名前空間(Help:, Template:, Wikipedia:等)ではどんな英単語が割り振られていると思いますか? --Kanehiro会話2012年10月15日 (月) 17:45 (UTC) [返信]
コメント日本語版で英語のまま引用することはあまりないと思いますけど、形式的に引用だとみなせるのは2だけです。引用符を使用するなどして引用文を地の文から明確に区別できるようにするのはもっとも大切な引用の要件の一つですけど、そうなっているのは2だけです。1は囲みが使われていたとしたら引用の可能性はありますけど、実際の英語版文書では地の文になってます。--Bugandhoney会話2012年10月16日 (火) 04:47 (UTC)[返信]
Bugandhoneyさんがお気づきのように、質問のすべての文はen:Wikipeida名前空間からの私のquotation(引用)です。 double quotation(二重引用符 ")でいずれもくくっているのはそのためです。 --Kanehiro会話) 2012年10月16日 (火) 22:03 (UTC) むろんわたしが問いかけているのは、私が引用したかどうかを聞いているわけではありません。元の文は引用をしているかどうかです。--Kanehiro会話2012年10月16日 (火) 22:05 (UTC)[返信]
文脈で「引用」の意味は変わるとKs aka 98はおっしゃいました。そうだと思います。 ではどのような文脈では「引用」はcitationであり、「引用」はquotationなのでしょうか。というか、そもそもcitationとquotationは英語では違う意味を持っているのでしょうか。それとも、同じなのでしょか。これも文脈依存だと私は考えています。ではどんな文脈ではcitationとquotationは区別されるのでしょうか。続きは又時間のあるときに。--Kanehiro会話2012年10月18日 (木) 00:39 (UTC)[返信]
コメント「引用」とは①A氏が著作で「B」と書いている、②A氏が著作で「B'」という内容のことを言っている、という記述方式のことを言う。①はquotationに相当し基本として「原文」=「引用文」、②はcitationに相当し「B」を要約した「B'」という形での表記である。wikipedia上では①は人物記事での有名な発言やノートなど議論の場での使用が見られる、こちらの用法が「引用」と呼ばれ、②はいわゆる参考文献や出典に相当、科学論文での「引用」も②に相当する。列挙するとだいたいこんな感じでしょうか、ちなみに最初が法的に①か②の形で記述すべきという形式、次が英語との対比、最後のとこが用法の解釈です。--203.148.113.101 2012年10月18日 (木) 11:10 (UTC)[返信]
203.148.113.101 さん、コメントありがとうございます。一般的に「引用」がいわれているように使われていると考えて私もよいと思います。ただ、「wikipedia上では①は人物記事での有名な発言やノートなど議論の場での使用が見られる、」というコメントに対して返答させていただきます。 私が申し上げたかったのは、Wikipediaの記事(標準名前空間)以外のその他の英語版のウィキペデアの名前空間(Wikipedia名前空間、Help名前空間、Template名前空間)においては(においては全部は調べていませんが(1)(2)(確か○数字は機種依存性があり使わないほうが良かったと思うのでこう書きます)の意味でcitationは使われていないと思います。つまり、英語版Wikipediaの方針やWikipediaのシステムを説明する「文脈」の中では使われていないようだ(反対の事例があれば教えてほしい)。citationは私がチェックした方針文書では300近くの箇所で使われており(pdfにして検索した限りでは)、全部チェックすると大変な作業になります。
つまり、Ks aka 98会話) さんの言う「文脈によって異なる」という主張に従って(私も賛成ですが)より詳しく言うと先にあげた名前空間ではquotationとcitationは厳格に区別して使われているのではないかと思えるわけです。
なお、あなた様の事例(2)は、citationでなく、パラフレーズ(質問3の文がそれです)であろうと思います。 citationの定義は別にされています(en:Wikipedia:Citing sources 参照)。--Kanehiro会話2012年10月19日 (金) 04:31 (UTC)[返信]