Wikipedia:井戸端/subj/存命人物記事のための記事公開前査読機能(FlaggedRevs)の導入提案/FAQ

FlaggedRevsってどういう機能?
→編集査読を行います。編集内容を他の人がチェックしてから問題のないもののみを公開します。
「査読」ということは、つまり品質チェックですか?
→違います。見るからにうそ臭い内容や真偽不明のうわさ話、荒らしや誹謗中傷など、即座に差し戻されるような内容をシャットアウトするためのものです。「査読」は拡張機能で初期状態で使用されている名称にすぎず、議論中は暫定的にこの名称が使用されています。
対象となるページは?
→現在のところ存命人物記事を主たる対象として提案されています。ただし対象となるページは選択制なので、必要に応じて対象を拡大・縮小することができます。存命人物記事以外への適用も可能です。
未査読の版はどういう風に扱われるの?
→本文が保護されてノートページのような場所に下書きが退避された状態をイメージすると分かりやすいかもしれません。退避させられた内容は誰でも閲覧可能ですが、記事本文に反映させるには特定の権限が必要となります。
つまり保護の代わりになるのですか?
→いいえ。必ずしも保護の代用になるとは言えません。保護が「編集の禁止」を目的に使用されるのに対し、査読は「編集内容の事前確認」を目的に使用されます。下書きとして編集することが可能なので、荒らしの書き込みそのものや編集合戦を抑制することは出来ません。下書きページに荒らしや編集合戦が蓄積されるようなものだと考えてください。
どうやって査読するの?
→査読者と言うグループが新設されます。管理者、削除者、巻き戻し者 etc...のようにして与えられる追加権限です。
誰が査読者になるの?
→査読者は比較的緩い基準で信任されます。管理者を「様々なルールとマナーに精通した利用者に与えられる権限」と表現するのであれば、査読者は「良識ある編集者に与えられる権限」程度のものであると考えて下さい。現時点で細かい基準は未定です。
ページによっては更新に気づいてもらえないのでは?
→特別ページで未査読のページを一覧表示できます。マイナーなジャンルの記事で編集する人も少ないから更新に気づいてもらえないと言う心配はありません。
未査読のページを更に編集しようとするとどうなる?
→編集タブを開くと未査読の最新版を元に編集することになります。
査読者はどれぐらい必要?
→存命人物記事全てに対して査読を行う場合、最低でもざっと100人程度が必要です(大まかな試算による)。対象記事が増えれば必要人数は増加し、対象記事が減れば必要人数は減少します。
このため、査読者はある程度緩い基準(削除者よりも低いライン)で信任されなければなりません。
ルールを熟知している人までわざわざ規制するの?(一部の人だけでも査読をスキップ出来ないの?)
→一部の利用者の編集を自動的に査読済み扱いにすることも可能です。半保護に近いイメージかもしれません。規制を受ける人と受けない人が出てくるということです。
査読をスキップできる人が未査読のページを編集するとどうなる?
→編集は未査読の扱いになります。未査読(下書き扱い)のページを本文に反映させる場合、査読者の権限が必要です。