Wikipedia:井戸端/subj/人物記事における生年月日の取り扱いについて

人物記事における生年月日の取り扱いについて[編集]

生年月日は個人情報保護法第2条において、氏名とともに「個人情報」として例示されています。著名人の氏名(本名)についてウィキペディア日本語版は、Wikipedia:削除の方針#ケース B-2:プライバシー問題に関してにおいて、本人が公開している場合のみを伝統的に削除されない例とし、それ以外の場合については削除される余地を認めています。しかし同法が氏名とともに個人情報として例示している生年月日については、そのようなルールが見当たりません。このことについて皆様のご意見をお聞かせください。

ちなみに私個人の考えを具体的に述べますと、生年月日が法律上個人にとって氏名と並ぶ重要な個人情報とされている以上、生年月日を記事に掲載することについて何らかの取り決め(例えば、本人が非公開にしている生年月日については削除の対象とし、本人が公開している根拠(信頼できる出典)が示されていないものについては少なくとも編集による除去を認めるなど)が必要と考えています。--Pastern会話2013年5月26日 (日) 07:55 (UTC)[返信]

既にWikipedia:存命人物の伝記#誕生日のプライバシーに書かれているもので、それほど問題は生じないように思います。本人が公開している根拠(信頼できる出典)が示されていないものについて、編集による除去は認められていると思いますよ。本人や事務所・所属団体などのオフィシャルのサイトやブログ、名鑑の類で確認してからのほうが好ましいとは思いますが。
ウィキペディアで扱うのは、(Wikipedia:特筆性の基準の妥当性は別にしても)基本的には何らかの形で有名な人たちですし、記事に生年月日が書かれる場合のほとんどは、不確実ではあるものの、どこかで、たとえばラジオで言ったとか、ライブのMCで言ったとか、そういう形ででも公表され、あるいは、そういうものとして流通している生年月日だと思われます。個人情報保護法の場合は、私人の個人情報、それもデータベース化しているようなものを主に想定しているので、そのまま同一視はできないと思う。本名と生年月日では、私生活への干渉に結びつく程度も相当違います。たとえば暗証番号のクラックに使うというようなことが深刻で、一定程度以上の知名度がある人物で、正しいかどうかはともかく生年月日が流布しているような場合は、そうした不安はあまり考慮しなくてよさそう。
問題になりそうなのは、それほど「有名」ではない人々(めちゃめちゃ売れてるわけではないモデルや音楽家)、広く報道されたりすることを職業としていない人々(研究者やスポーツ選手)、あまり表立った活動を好まず、個人を特定される要素として用いられることにリスクがあるような場合(引退したAV女優など)でしょうか。
ルール化は難しそうなんですが、ちょっと考えてみます。--Ks aka 98会話2013年5月30日 (木) 07:22 (UTC)[返信]