Wikipedia:カテゴリの方針/修正案20100711

Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリの構造の修正案です。

カテゴリの構造[編集]

多くのカテゴリは一つ以上の親カテゴリを持ちます。例えば、Category:日本の作家Category:各国の作家Category:日本の人物 (職業別)の両方に含まれています。あるカテゴリを他のカテゴリのサブカテゴリとする場合、前者のカテゴリの内容が(ある程度の例外はありえますが)後者のカテゴリの内容として含まれうるものであることを確認してください。カテゴリの上下関係は親子関係であり、ループ構造にならないように注意してください。ある二つのカテゴリ同士に深い関係があり、しかし上下関係を作らないような場合は、カテゴリの本文で関連づけるに留めてください。

分割として機能するカテゴリ[編集]

カテゴリの包含する記事の数に制限はありませんが、包含する記事が多いカテゴリはしばしばより具体的なサブカテゴリに分割されます。また、既存のカテゴリに対して、それらを一般化した上位カテゴリを作成し、そこに既存のカテゴリをサブカテゴリとして含めることもあります。こうしてできたサブカテゴリのうち、基本的に重なりがなく、上位カテゴリの内容を概ねカバーしている様なサブカテゴリの組のことを、(その上位カテゴリの)「分割として機能しているカテゴリ」と呼びます。分割といっても、(使いやすさを損なわない範囲で) サブカテゴリ間で内容に多少の重なりがあっても構いませんし、またサブカテゴリには含まれず上位カテゴリに直属している記事があっても構いません。分割として機能しているカテゴリとしては、例えばCategory:アジアのサッカークラブに対して、サブカテゴリCategory:日本のサッカークラブCategory:シンガポールのサッカークラブなどがあげられます。このように親カテゴリの分割として機能しているサブカテゴリを記事に付与する場合、その上位カテゴリも合わせて付与する必要は一般的にはありません(あるサッカークラブの記事にCategory:日本のサッカークラブを付与した場合、その上位カテゴリCategory:アジアのサッカークラブを併せて付与する必要はありません)。

分割の仕方は一通りとは限りません。例えばCategory:アルバムは作家別、年代別、ジャンル別、といった基準でサブカテゴリに分割されます。これらは、それぞれの基準ごとに分割として機能するサブカテゴリのグループを作ることになります。必要ならこれらのグループごとにメタカテゴリを上位カテゴリの直下に作り、個々のサブカテゴリはメタカテゴリのサブカテゴリとすることもできるでしょう。例えばCategory:ビートルズのアルバムの場合、Category:アルバムの直下に入れられるのではなく、その下にあるメタカテゴリ、Category:各アーティストのアルバムに含まれることになります。

あるカテゴリをどのような基準で分割するかは、必要であればそのカテゴリの本文に記します。基本的に内容をいずれかのサブカテゴリに入れることを意図しているカテゴリの場合、{{catdiffuse}}を貼って、記事を直接そのカテゴリに入れるのではなく、適切なサブカテゴリに入れるよう編集者に注意を促すことができます。そうした場合で、ある記事に付与するのに適切なサブカテゴリがないようなときには、新たなサブカテゴリを作成するか、あるいは暫定的に親カテゴリの直下に記事を置いておきます。

分割として機能しないカテゴリ[編集]

すべてのサブカテゴリが上記のように上位カテゴリの分割として機能するわけではありません。例えばCategory:映画作品から見たCategory:アカデミー賞受賞作Category:歌人から見たCategory:小倉百人一首の歌人Category:哺乳類から見たCategory:哺乳類天然記念物などの場合、分割として機能するには「アカデミー賞を受賞しなかった映画作品」、「小倉百人一首の歌人以外の歌人」、「天然記念物ではない哺乳類」といったサブカテゴリ (あるいは、組合せるとそれに相当する範囲となるサブカテゴリ群) が必要です。しかしこれらの場合、そういったカテゴリが作られる見込みは極めて低いものでしょう。こうしたカテゴリを、(その上位カテゴリに対する) 「分割として機能しないカテゴリ」と呼びます。ある上位カテゴリに対しては分割として機能しないサブカテゴリでも、別の上位カテゴリに対しては分割として機能するサブカテゴリとなることがあります。たとえば、Category:哺乳類天然記念物は、Category:天然記念物に対しては分割として機能するカテゴリになり得ます。

分割として機能しないカテゴリの場合、そこに属する記事をその上位カテゴリにも重複して含める場合があります。分割として機能しないカテゴリについては、それがある上位カテゴリのサブカテゴリだからという理由だけで、その上位カテゴリから記事を除去すべきではないでしょう(ただし、その記事にすでに分割として機能するサブカテゴリが付与されているのであれば、もちろん上位カテゴリを付与する必要はありません)。一方、一覧としての機能を重視するカテゴリでは、Category:数学に関する記事の様に、サブカテゴリには分割しないやり方もあります。こうすると上位カテゴリの重複は起こりません。

上記のようなカテゴリには、{{distinguished subcategory}}や{{allincluded}}を貼って編集者に注意を促すことができます。

同名の記事を含むカテゴリ[編集]

特にキーワードを指向するカテゴリでは、例えばCategory:レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチ、あるいはCategory:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテのように、カテゴリと記事とで同じ名前を共有している、あるいは完全に同じではなくても、同じ主題を指す似た名前を持っている場合があります。このようなカテゴリを「同名の記事を含むカテゴリ」と呼びます。こうしたカテゴリの中では、一般的に、後に述べるソートキーを使って、同名の記事(主記事)をカテゴリのリストの先頭に表示させます。また{{Catmore}}を使用すれば、カテゴリの定義文として同名の記事へのリンクを明快に示すことができます。

Often an article and a topic category will share the same name, as in George W. Bush and Category:George W. Bush, or occasionally similar names referring to the same thing, as with Mekong and Category:Mekong River. Such a category is called an eponymous category. Usually the article itself will be a member of the category (and should be sorted to appear at the start of the listing, as described below under Sort keys). A clear link to the main topic article from an eponymous category page can be created using the template {{catmore}}.

同名のカテゴリを持つ記事をある別のカテゴリにも入れる場合、記事とともに同名のカテゴリも同じようにカテゴライズするべき(サブカテゴリとすべき)でしょうか。論理的に考えれば、通常はそうすべきではありません(例えば、記事フランスは国家の記事なのでCategory:ヨーロッパの国に含まれるべきですが、Category:フランスに入っている記事の多くは国そのものの記事ではありません)。しかしながら、慣習的に多くのカテゴリが記事とともにその同名のカテゴリをカテゴライズしています。特に「分類」を示すカテゴリに入れられている記事は、同名のカテゴリも入っているという理由で上位カテゴリから除去しないようにしてください。

The question arises as to whether eponymous categories should be placed in (made subcategories of) the categories which their corresponding articles belong to. Logically they usually should not (for example, France belongs to Category:European countries, but Category:France does not constitute a subset of European countries). However, by convention, many categories do contain their articles' eponymous categories as subcategories, even though they are not "true" subcategories. In any case, an article should not be excluded from any set category on the grounds that its eponymous category is made a "subcategory" of that category.

If eponymous categories are categorized separately from their articles, it will be helpful to make links between the category page containing the articles and the category page containing the eponymous categories. The template

  • エラー: 少なくとも1つの引数が必須です (Template:Catlink) can be used for this. An example of this set-up is the linked categories Category:American politicians and Category:Categories named after American politicians.