(ドーピング)13日、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport;CAS)は、陸上男子100メートルの前世界記録保持者ティム・モンゴメリ(米、30)、クリスティ・ケインズ(米)等に対し、2006年6月から2年間の資格停止処分にすると発表した。併せて2001年3月以降の成績は全て抹消されることになり、2002年9月にマークした男子100メートルの世界記録9秒78も無効になった。モンゴメリ等は、米栄養補助食品会社「BALCO」から禁止薬物を受け取ったとしてドーピング(禁止薬物使用)が指摘されていた。14日、現役引退の意向を表明した。→9月28日、→11月9日、11月18日参照