Template‐ノート:ママ

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日本語版対応について[編集]

移植・訳出お疲れ様です。「ママ」は翻訳記事以外でも引用では頻出のため是非使わせて頂きたいと思うのですが、「現在のところ、日本語版ウィキペディアでの使用に十分に対応していません。」とあります。普通に使用する分には問題なさそうに見えるのですが、どのような問題があるのでしょうか?--Igitur 2010年12月13日 (月) 12:43 (UTC)[返信]

本来は翻訳記事で使うものではないですね。引用文中で、引用の正確さを読者に示すために使うのですから。そういうわけでイスラム美術での使いかたはテンプレートの用法が拡大解釈されたものでしょう (「ママ」は執筆者の作業をたすけるための表示ではなく、完成した原稿での読者向けの表示です)。
で、日本語版での使用に十分対応していない、と考えたわけは、日本語版ウィキペディアでの執筆で「ママ」表記をどうすべきかについてスタイル上の合意がないように思えたからです。ママ (引用) では「亀甲括弧で囲むのが正式」といった解説をしていますが、すくなくともわたしは印刷物で「〔ママ〕」と表示しているのを見たことがありません。「ママ」または「(ママ)」を、指摘したい箇所にルビかけする方法しか見かけたことがない。印刷物の慣行からあまりにはずれる「ママ」表示は、読者にそれとわかってもらえない可能性があります。
それと、翻訳元のen:Template:sicというテンプレートには、本来の「sic.」表示のほかに、スペルチェックで変更されてしまうのを防ぐという用途があります (この用途の解説は現在、docページでは翻訳せずにコメントアウトしてあります)。英語版などではen:Wikipedia:RegExTypoFixのように、ボットで半自動的にスペルチェック/修正をすることもさかんです。しかし日本語のテキストではそもそも、スペルチェックに相当する技術はあまり発達していません。英語版ではこの第二の用途で使われている場合がかなり多いです。シボレスでの用法はこれですが、日本語版では必要ないでしょう。
以上2点の理由から、このテンプレートは日本語版では使いどころがあまりないとおもいます。むしろ日本語版でこれ以上使用がひろがらないうちに、言語間リンクは維持したまま廃止とするのもよいかもしれません。
どんなもんでしょうか。--Hatukanezumi 2010年12月15日 (水) 15:39 (UTC)[返信]