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ノート:酸化

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「酸化とは、酸化数が増加すること。」っていう定義は変じゃないでしょうか? 酸化数はあきらかに酸化よりも下位の概念でしょうし、そもそも電気化学とかの話では「酸化(電子移動)は確実に起こってるけど、酸化数は分からない」ってこともありますから。

酸化数は酸化還元反応の関係を表すために導入された状態数で、酸化還元反応系全体で酸化数の増分と減少分はつりあっています。演繹法で言い換えると、「酸化還元反応は物質間で酸素の授受か電子の授受を伴う反応で、酸化されたほうが酸化数が増加し、還元された方が酸化数が減少するように状態数である酸化数の帳尻を合わせます。」というようになると考えます。自己撞着のように思えるのは、この定義が演繹法による定義ではなく再帰法による定義になっているためです。ご指摘の例は酸化されたほうと還元されたほうは明確であるけれど、値としてそれぞれどの酸化数になったかは不明という意味に捉えました。前述のように酸化数は状態数ですから酸化されたほうはどのくらい増えたのかは不明だがとにかく増えているはずです。あら金 2005年5月9日 (月) 15:48 (UTC)[返信]

確かに、「酸化すると酸化数が増える」というのは(おそらくどのような場合であっても)決して間違いではありませんが、書かれているように再帰的というか、どうもトートロジカルな定義になってしまい、明確さに欠けるように思います。

以前は「物質が電子を失う反応のこと」という定義にしておいたのですが、この定義で何か問題があるのでしょうか? もし特に問題がないのでしたら、これに戻させていただきたいと思います。Eno 2005年5月14日 (土) 14:20 (UTC)[返信]

以前それを見たとき、「鉄が酸化鉄になる場合、物質としてはイオンになったわけではなく、電子をLostしていないよねぇ~」と考えました(物質と言った場合は分子をさすのが普通であり、酸化還元反応は物質を構成する原子単位で電子の授受が行われるので、物質として電子を失わないケースが出てきます)。書き換えの件については、このコメントを包含していただければ、ご随意にどうぞ。あら金 2005年5月15日 (日) 03:40 (UTC)[返信]

あと「対象の原子の云々」っていうのも、共鳴とか混合原子価とか考えると蛇足な感じがします。Eno 2005年5月2日 (月) 10:23 (UTC)[返信]

「対象の原子の云々」といっている意味は、酸化還元の状態変化は分子全体に対して状態が変化するわけではなく、分子の中の個々の原子の状態が変わることを強調するためにこのフレーズを突っ込みました。共鳴とか混合原子価の問題は酸化還元反応において電子がどのように再配置されるかという(反応)機構の問題で、その果てに、酸化された、還元されたという結果(あるいは状態変化)とは別のものさしであると考えます。あら金 2005年5月9日 (月) 15:48 (UTC)[返信]

有機化合物などでは、ふつう酸化はHOMOからの電子の引きぬきによって開始します。したがって、HOMOが分子全体に広がっている場合、電子を失った直後(数ピコ秒くらい?)は、分子全体の電子状態が変化していると言えます。また、この電子が引き抜かれただけの分子であっても、明らかに「酸化された」と表現するはずです。

したがって、ごく短時間で観察した場合では、「対象の原子」という表現は不適当ですから、この文言は削ったほうがより正確と思います。Eno 2005年5月14日 (土) 14:20 (UTC)[返信]

反応論から酸化を解釈すればその通りですが、化学は反応論や有機化学だけではないので、記事の構成としては、化学として基本的あるいは全般的な説明をした上でより精密な説明をするのが宜しいかと考えます。議論している文脈は記事としての定義をどうしましょうかということなので、基本的あるいは全般的に例外が少なく合致するか否かが重要かと考えます。あら金 2005年5月15日 (日) 03:54 (UTC)[返信]

少し質問

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気がついたのですが、酸化銅(Ⅱ)は黒色だったと思うのですが。私無知なのであまり言及できませんが。—以上の署名の無いコメントは、Sachio340会話履歴)さんが[2005年12月21日 (水) 02:40(UTC)]に投稿したものです(akane700による付記)。

黒色ですね。--akane700 2009年8月13日 (木) 22:36 (UTC)[返信]