TN 60 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TN60
タイプ 核弾頭
開発国 フランスの旗 フランス
配備先 フランス海軍
開発・生産
生産期間 1976年-
配備期間 1977年-
生産数 100発以内
要目
核出力 1.2Mt
弾頭 熱核弾頭
テンプレートを表示

TN 60フランスが開発した核弾頭フランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイルM20向けであり、M20には単弾頭として搭載された。フランス初の熱核弾頭であり、核出力は1.2Mt。1968年から開発が進められ、ムルロア環礁などで核実験が行われた。1976年から生産が開始されている。M20ミサイルに搭載され、1977年から配備が開始されたが、同年には軽量化などの改良がなされたTN 61が開発されたために、それに更新され配備は短期間で終了した。なお、弾頭部はある程度の地中貫通能力を有し、対核戦力攻撃にも用いられると推測されていた[1]

脚注[編集]

  1. ^ globalsecurity.org M20

外部リンク[編集]