QP1船団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

QP1船団は、第二次世界大戦時の北極船団の一つ。1941年9月28日にソ連アルハンゲリスクを出発し、10月10日にオークニー諸島に着いた[1][2]

船団は、8月にダーヴィシュ船団としてソ連に向かった商船6隻[1]と、ソ連の船7隻(Sevaples、Sukhone、Alma Ata、Budenny、Mossovet、Rodina、Starii Bolshevik)[3][4]、給油艦「ブラック・レンジャー (Black Ranger)」から成っていた。

この船団の護衛に従事した艦艇は、重巡洋艦「ロンドン」、「シュロップシャー」、駆逐艦「エレクトラ」、「アクティヴ」、「アンソニー」、トローラー「マクベス」、「ハムレット」、「オフィーリア」、掃海艇「ハルシオン」、「ハリアー」、「サラマンダー」であった[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Paul Kemp, Convoy! Drama in Arctic Waters, p.23
  2. ^ Richard Woodman, Arctic Convoys 1941-1945, p.42 では10月9日にスカパ・フロー着とある。
  3. ^ Richard Woodman, Arctic Convoys 1941-1945, p.42
  4. ^ Paul Kemp, Convoy! Drama in Arctic Waters, p.23 では8隻

参考文献[編集]