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着陸直前に撮影された事故機の写真(赤色で示された部分が損傷個所)
ユナイテッド航空232便不時着事故は、1989年7月19日マクドネル・ダグラスDC-10型機が、アメリカ合衆国スー・ゲートウェイ空港に緊急着陸を試み大破した航空事故である。飛行中にエンジンが破損したことをきっかけに事故機は操縦翼面を操作できなくなった。エンジン推力の調整により空港まで辿り着いたものの着陸時に大破炎上し、乗客乗員296人のうち112人が死亡した。事故機の状況から半数以上が生存できたことは航空界を驚かせた……