Nucleus CMS

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Nucleus CMS
開発元 The Nucleus Group
最新版 3.71-ja / 2015年12月28日
対応OS クロスプラットフォーム
対応言語 日本語
種別 ブログ
ライセンス GNU General Public License
公式サイト http://japan.nucleuscms.org/
テンプレートを表示

Nucleus CMS(ニュークリアス シーエムエス)は、PHPとデータベース (MySQL) によって動作するサーバ設置型のオープンソースブログ向けコンテンツ管理システム (CMS)。

管理・運用は、ほぼすべてWeb上で行うことができる。また、同様の機能を持つ他のプロプライエタリなシステムと遜色はなく、個人・法人ともに同システムの利用者が存在する。ライセンスGPLであり、ソースコードは無償で配布されている。

特徴[編集]

Nucleus CMSは、いくつかのプラグインを導入することによって、さまざまな用途や目的に応じたサイトの構築が可能である。

出力は動的生成で、ページの再構築の操作は一切ない。

サイトの外見などは「スキン」と呼ばれ、さまざまなスキンのパッケージが有志の手によって公開されていた。コンテンツ(記事など)のデザインは「テンプレート」と呼ばれるインターフェイスに紐付けられ、これらを組み合わせて非常に柔軟で汎用的なシステムが構築可能となる。つまり、テンプレートに紐付けられたコンテンツをスキン上で展開する形である。また、複数のブログを複数ユーザで運用できるなどの特徴を持つ。

サイト改ざんなどのセキュリティホールが他の類似したCMSと比べて少なく、セキュリティアップデートの頻度も非常に少なく済むため、個人ブログよりも企業・団体などのホームページとして広く利用されている。

初期状態では入力に難があるので、WYSIWYGプラグインを導入してコンテンツを視覚的に編集する。

日本語版パッケージが配布されている。

動作環境[編集]

Nucleus リリース PHP データベース
MySQL SQLite
3.80-ja 年月 5.0.5以降 (5.x,7.0,7.1) 5以降
3.71-ja 2015年12月 5.0.5以降 (5.x,7.0.0-7.0.2) 5以降 -
3.70-ja 2014年9月 5.0.5以降 (5.x) 5以降 -
3.66-ja 2014年8月 5.0.5以降 (5.x) 5以降 -
3.65sp1-ja 2013年9月 5.0.5以降 (5.x) 5以降 -

歴史[編集]

2000年1月、ベルギーのWouter Demuynckが他のWeblogシステムを利用してブログを始めたが、しばらくしてその機能に物足りなさを感じ、自ら改造などを行った。

2001年に初めてPHPによってスクリプトを書いたのが、Nucleus CMSの始まりである。その後、1つのシステムで複数のブログを持つことができるようにするなど、意欲的な開発が行われた。

その後、PHP言語の仕様変更のあおりを受けて動かないプラグインが続出し、PHP5.4になると本体も動作しないという状態が長いこと続いたこともあり、Wordpressなど他のCMSへの乗り換えが相次いだ。

2014年6月14日、ホームページにて開発チームは開発終了をアナウンスし、同サイトにて乗り継ぎのための関連プロジェクトを案内した。

2014年から2015年にかけ、本家開発チーム解散後も日本語版プロジェクトが引き続き開発を行い、修正版をリリースした。

2016年1月27日、日本語版プロジェクトは本家ドメインの運用を引き継ぎ、管理下のサーバーにドメインを移管した。

外部リンク[編集]