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MSX-SYSTEM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
MSX-SYSTEM

MSX-SYSTEMとは、ホームコンピューターとして製品化されたMSX用途向けに設計されたカスタムチップの名称である。 MSX1相当向けにはS3527(MSX-SYSTEMまたはMPS(MSX Port Controller and Sound Generator)[1])、MSX2以降の用途向けにはS1985(MSX-SYSTEMII・"II"はローマ数字の2)があり、共にヤマハが製造を担当した。

これらはCPUやVDPを内蔵していないが、CPUを内蔵しているMSX-ENGINEという別のチップも存在する。

特徴

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  • S3527 MSX-SYSTEM
    • MSX1の内蔵する周辺回路の一部を1チップに凝縮したCMOS-LSI。S3527にCPU、VDP、ROM、RAM、キーボードを接続することによりMSXが構成可能である。
    • BASIC ROM(32KB)アクセス用インターフェイス
    • DRAMインターフェイス(16KB~64KB)
    • 基本スロット制御
    • 拡張スロット制御
    • M1サイクル時の1ウェイト挿入制御
    • キーボードインターフェイス
    • シリアルキーボードインターフェイス(MSX非準拠)
    • SSG YM2149相当(PSG AY-3-8910A互換)およびD/Aコンバータ内蔵
    • ジョイスティックポートインターフェイス
    • SiゲートCMOSプロセスによる製造
    • 5V単一電源
    • 100ピン0.65mmピッチプラスチックQFP

位置づけ

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本チップのような統合LSIの登場により、従来は74シリーズなどを多数使用して構成しなければならなかったMSX内部の論理回路や周辺LSIがほぼワンチップに置き換えられ、安価かつ小型にMSX・MSX2が製造出来るようになった。なお、MSX-SYSTEM IIを使わないとMSX2以降を構成出来ないわけではなく、FS-5500のようにMSX-SYSTEMを使用してMSX2を構成した機種もある。

脚注

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  1. ^ YAMAHA CX-5MII SERVICE MANUAL