CEREMONY

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CEREMONY
King Gnuスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
ミクスチャー・ロック
オルタナティヴ・ロック
レーベル Ariola Japan
プロデュース 常田大希
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • プラチナ(CD、日本レコード協会[7]
  • King Gnu アルバム 年表
    Sympa
    (2019年)
    CEREMONY
    (2020年)
    -
    『CEREMONY』収録のシングル
    1. 白日
      リリース: 2019年2月22日 (2019-02-22)デジタル・ダウンロード
    2. 飛行艇
      リリース: 2019年8月9日 (2019-08-09)(デジタル・ダウンロード)

    3. リリース: 2019年10月11日 (2019-10-11)(デジタル・ダウンロード)
    ミュージックビデオ
    「白日」 - YouTube
    「飛行艇」 - YouTube
    「傘」(OFFICIAL AUDIO) - YouTube
    「Teenager Forever」 - YouTube
    「どろん」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    「King Gnu 3rd ALBUM『CEREMONY』Teaser Movie」

    CEREMONY』(セレモニー)は、日本のミクスチャー・ロックバンドKing Gnuの3枚目のフル・アルバム2020年1月15日Ariola Japanから発売された[8]

    概要[編集]

    • 前作『Sympa』から約1年ぶりのリリース。
    • CDは、初回生産限定盤と通常盤の2種類を販売。初回生産限定盤はクリアケースに封入。
    • ライブツアー『King Gnu Live Tour 2019 AW』のファイナル公演であるZepp Tokyoでのアンコールにて、リリース発表が常田大希より行われた[8]
    • 配信限定シングル「白日」「飛行艇」「」など、全12曲を収録。
    • 初回生産限定盤の特典Blu-rayには、2019年4月に行われた『King Gnu One-Man Live Tour 2019 "Sympa"』の東京・新木場STUDIO COAST公演のライブ映像を収録[8]
    • PlayPASS(プレイパス)コードが封入されており、専用アプリ(Play PASS Music Player)で読み込むことでCDの音源、Blu-ray映像をストリーミング再生もしくはダウンロードが可能。

    批評[編集]

    ロッキング・オンの小川智宏は、本作は単に「今流行っているバンドによる注目作」というレベルではなく、ロックとは何か、ロックバンドとは何か、そしてKing Gnuとは何か――という問いに真正面から取り組んだ、バンドの存在意義を懸けた傑作で、ロックの救世主と評した。とりわけ小川は終盤に注目し、1曲目「開会式」とは対照的な寂寥とした弦の独奏の最終曲「閉会式」が、「壇上」から孤独を引き継ぐようにして終わっていることに注目。そして、「『CEREMONY』は常田が自身の心の中に潜っていくことで、そのすべてを詳らかにするアルバム」と指摘し、それは「ロックバンドによるロックの本質論であり、哲学であり、そして反撃でもあるのだ」と語った[9]。同じくロッキング・オンの小松香里は、「情報過多で大衆が気分によって右往左往し、光と闇の濃淡が濃くなる一方の時代だからこそ、凄まじい集中力とスピード感で本質に向き合って生まれた、知性と野生の音楽。」と評し、「時代を切り拓くのはいつだってそういう批評的で革新的な音楽」と語った[10]。音楽レビューサイトMikikiの酒井優考は、どの曲もキラーチューンであるとした上で、そこに「King Gnuらしい美意識&キャッチーさという一貫したもの」と、「どの曲も似ていないし新しいというバラエティさ」が同居している点を評価した[11]。ライターで作曲家でもあるナカニシキュウは、同じくReal Soundにて、King Gnuの音楽の最大の特徴は「伝統的な邦楽ロックの構造を骨格として持ちながら、現代的かつ“洋楽的”なサウンドに身を包んでいる」点だとし、本作で、バンドのポピュラリティが突然変異的レベルアップを遂げたことを挙げ、「普通はあり得ないこと」と語った[12]。ライターの森朋之は、同じくReal Soundの記事にて、本作について「音楽的雑食性、つまり、ロック、ジャズ、R&Bから現代音楽までを貪欲に飲み込み、大衆性と先鋭性を併せ持ったポップミュージックとして吐き出すスタイルをさらに突き詰めた作品」であると指摘し、「高度な音楽理論と奔放する閃きがぶつかり合うような楽曲がもたらす興奮は、明らかに異次元レベル。2020年を代表する1枚になると断言したい。」と語った[13]

    チャート成績[編集]

    オリコンチャートでは、2020年1月21日付週間アルバムランキングおよびデジタルアルバムランキングの2部門で初登場1位を獲得(初週23.8万枚、3.0万DL)。

    Billboard JAPANでは、2020年1月21日付の週間アルバム・セールス・チャートで、CDセールス、ダウンロード、ルックアップの3冠(初動3日間で167,512枚、当週244,976枚、29,377DL)を記録した。

    アルバムは、Billboard Japan Hot Albumsで2連覇したのち、最終的に18週連続でTOP10内にチャートインし続けた。なお、ダウンロード部門においては、通算4週で首位を獲得した[14]

    収録曲[編集]

    CD[編集]

    1. 開会式
      • 前身バンドであるMrs.Vinciの頃に発表した楽曲『In Tokyo』の一部分。
    2. どろん
    3. Teenager Forever
      • ソニー『完全ワイヤレス型ノイキャンイヤホン WF-1000XM3』『ハイレゾウォークマン“NW-A100シリーズ』CMソング[15][16]
      • 2019年12月20日に各配信サイトにて先行配信された。
      • 2019年10月5日から全国のソニーストア、一部の家電量販店で、ハイレゾ音源の試聴施策が実施された[15]
      • 以前からライブで披露されてきた楽曲で、音源化されたのは初。
      • 2020年1月9日にミュージックビデオが公開された。PERIMETRONから各メンバーに100万円ずつ渡され、その資金でそれぞれがやりたいことをしたものを撮影したプライベートムービーとなっている。常田はロシアウラジオストクへ釣りに行き、勢喜は結婚したばかりの妻と共にグアムへ新婚旅行、新井は母親に車をプレゼント、井口はフィリピンで豪遊した。
    4. ユーモア
    5. 白日
    6. 幕間
      • 「開会式」同様、『In Tokyo』の一部分。
    7. 飛行艇
      • 配信限定3rdシングル
      • ANA 国内版テレビCM『ひとには翼がある』篇CMソング
      • 僅かだが、冒頭が「幕間」と繋がっている。
    8. 小さな惑星
      • HondaVEZEL」『PLAY VEZEL 昼夜』篇 CMソング
    9. Overflow
      • 家入レオに提供した楽曲「Overflow」のセルフカバー。
    10. 壇上
      • 全編にわたり、常田がメインボーカルを務めるバラード曲。元々は収録される予定では無かったが、アルバム全体の流れを考え、急遽、締め切り一週間前に製作された[17]
      • 常田曰く、King Gnuが解散した際を思い浮かべて歌詞を書いたという。
    11. 閉会式
      • 「開会式」「幕間」同様、『In Tokyo』の一部分。

    Blu-ray(初回生産限定盤)[編集]

    King Gnu One-Man Live Tour 2019「Sympa」2019.04.12 新木場STUDIO COAST』を収録 (「Vivid Red (未発表曲) 」「Teenager Forever」の映像は収録されない)

    1. Sympa I
    2. Slumberland
    3. Sorrows
    4. Vinyl
    5. McDonald Romance
    6. ロウラヴ
    7. Bedtown
    8. NIGHT POOL
    9. 白日
    10. Sympa
    11. Hitman
    12. Flash!!!
    13. Don't Stop the Clocks
    14. It's a small world
    15. 破裂
    16. Tokyo Rendez-Vous
    17. Prayer X
    18. あなたは蜃気楼
    19. The hole
    20. サマーレイン・ダイバー

    演奏[編集]

    • 常田大希:Guitar, Piano, Cello, Contrabass, Programming, Vocal
    • 井口理:Vocal
    • 新井和輝:Bass, Additional Chorus (4)
    • 勢喜遊:Drums
    • 江崎文武 (WONK):Piano, Rhodes, Organ, Synthesizer (4,5,7,8,9,10,11)
    • MELRAW:Saxophone (1,2,6,12)
    • 真砂陽地:Trumpet (1,2,6,12)
    • 常田俊太郎:Violin, Cello (1,6,11)
    • ermhoi:Additional Chorus (3)
    • 西田弓:Additional Chorus (4,7)

    特典[編集]

    初回プレス分限定特典[編集]

    全国ツアー『King Gnu Live Tour 2020 “CEREMONY”』チケット先行申し込みシリアルナンバー封入。(通常盤の初回プレス分にも封入)

    購入特典[編集]

    店舗別に11種の特典がある。

    店舗 特典 備考
    Sony Music Shop オリジナルてぬぐい
    TOWER RECORDS オリジナルギターピック 店舗購入ではオリジナルレシートを配布
    ”手書きの文字で「King Gnu あざす〜」と印刷されている。”
    HMV オリジナル缶バッジ
    TSUTAYA RECORDS/
    TSUTAYAオンラインショッピング
    オリジナルクリアファイル
    WonderGOO/新星堂/
    新星堂WonderGOOオンライン
    オリジナルステッカー
    (CDジャケットサイズ)
    山野楽器CD/DVD取扱店舗 オリジナルアナザージャケット アナザージャケットの種類は
    「白日」「飛行艇」「傘」の3種
    Amazon.co.jp オリジナルデカジャケット
    楽天ブックス オリジナルアクリルキーホルダー King Gnuオリジナル・デザイン仕様の
    “楽天ブックス限定オリジナル配送BOX”にて配送
    楽天ブックス オリジナルドリンクホルダー ・ファミリーマート受取り限定
    ・King Gnuオリジナル・デザイン仕様の
    “楽天ブックス限定オリジナル配送BOX”にて配送
    セブンネットショッピング オリジナルカラビナ
    King Gnu 応援店 告知ポスター(B2ポスター)

    チャートと売上[編集]

    認定とセールス[編集]

    国/地域 認定 認定/売上枚数
    日本 (RIAJ) プラチナ[22] 426,000(フィジカルCD) (オリコン)[23]

    *認定のみに基づく売上枚数
    ^認定のみに基づく出荷枚数

    King Gnu Live Tour 2020 “CEREMONY”[編集]

    このアルバムを携えて開催される予定だった、バンド初のアリーナ公演含む全国ツアー。全公演が新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせとなった。

    公演日 会場 備考
    4月4日 仙台GIGS 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月5日 仙台GIGS 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月10日 KT Zepp Yokohama 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月11日 KT Zepp Yokohama 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月16日 Zepp Sapporo 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月17日 Zepp Sapporo 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月20日 Zepp Nagoya 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    4月21日 Zepp Nagoya 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    5月5日 マリンメッセ福岡 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    5月13日 東京ガーデンシアター 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    5月14日 東京ガーデンシアター 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    5月31日 大阪城ホール 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    6月24日 ぴあアリーナMM 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ
    6月25日 ぴあアリーナMM 新型コロナウイルスの感染防止のため開催見合わせ

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]
    1. ^ CEREMONY|King Gnu|ORICON NEWS”. ORICON NEWS. 2020年1月22日閲覧。
    2. ^ オリコン週間 デジタルアルバムランキング 2020年01月13日~2020年01月19日|ORICON NEWS”. ORICON NEWS. 2020年1月22日閲覧。
    3. ^ オリコン週間 合算アルバムランキング 2020年01月13日~2020年01月19日|ORICON NEWS”. ORICON NEWS. 2020年1月22日閲覧。
    4. ^ Billboard Japan Hot Albums|Charts|Billboard JAPAN”. Billboard JAPAN. 2020年1月22日閲覧。
    5. ^ Billboard Japan Top Albums Sales|Charts|Billboard JAPAN”. Billboard JAPAN. 2020年1月22日閲覧。
    6. ^ Billboard Japan Download Albums|Charts|Billboard JAPAN”. Billboard JAPAN. 2020年1月29日閲覧。
    7. ^ ゴールドディスク認定作品一覧 2020年1月
    8. ^ a b c King Gnu年明け新アルバム「CEREMONY」発表、アリーナ公演含むツアーも決定
    9. ^ King Gnuの時代を刷新する新作『CEREMONY』の12曲は何のセレモニーだったのか?”. rockin'on.com (2020年1月14日). 2020年10月17日閲覧。
    10. ^ 20年代の幕開けを飾る1枚”. rockin'on.com (2020年1月15日). 2020年10月17日閲覧。
    11. ^ King Gnu 『CEREMONY』 爆発的にシンパを増やした4人が行う式典の、壇上に次々と現れるキラーチューンの数々”. Mikiki (2020年1月14日). 2020年10月17日閲覧。
    12. ^ King Gnu、『CEREMONY』で劇的進化を遂げた“ポピュラリティ” メロディのフックを軸に考察”. Real Sound (2020年1月17日). 2020年10月17日閲覧。
    13. ^ King Gnu、三浦大知、RYUJI IMAICHI、THE RAMPAGE、サバプロ……確固たるオリジナリティを体現した最新作”. Real Sound (2020年1月14日). 2020年10月17日閲覧。
    14. ^ CEREMONY (Billboard Japan Chart Insight)2020年11月25日閲覧
    15. ^ a b King GnuソニーCMに出演、“静寂”の電車内で「Teenager Forever」プレイ”. 音楽ナタリー (2019年10月1日). 2019年12月20日閲覧。
    16. ^ King Gnu今度はウォークマンCMに登場、常田大希が電車で「Teenager Forever」聴く”. 音楽ナタリー (2019年10月16日). 2019年12月20日閲覧。
    17. ^ 「壇上」は入れるつもりがなかった”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2020年1月15日). 2020年1月15日閲覧。
    18. ^ Billboard Japan Hot Albums
    19. ^ Billboard Japan Top Album Sales
    20. ^ Billboard Japan Download Albums
    21. ^ オリコン週間アルバムランキング
    22. ^ 2020年1月度認定作品一覧
    23. ^ オリコン you大樹. 2020年11月25閲覧

    外部リンク[編集]