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アセトンチオセミカルバゾン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
C4H9N3Sから転送)
アセトンチオセミカルバゾン[1]
識別情報
略称 ATSC
CAS登録番号 1752-30-3
PubChem 2770166
ChemSpider 2050659 チェック
EC番号 217-137-9
ChEMBL CHEMBL500557 チェック
特性
化学式 C4H9N3S
モル質量 131.2 g mol−1
外観 白色結晶
融点

172-175 °C

危険性
安全データシート(外部リンク) MSDS
EU分類 T+
主な危険性 毒性
NFPA 704
0
4
0
Rフレーズ R21 R25 R26
Sフレーズ S22 S28 S36/37/39 S45
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アセトンチオセミカルバゾン (acetone thiosemicarbazone) は、化学式がC4H9N3Sの化合物である。プラスチック製造の場面において、ポリ塩化ビニル (PVC) の重合を止めるときに使われる[2][3]。毒性が高いことから、極めて危険有害な物質の一覧にリストアップされている。

出典

[編集]
  1. ^ Acetone thiosemicarbazone, chemicalland21.com
  2. ^ US patent 3637632, Traynor, Lee, "Agents for shortstopping free radical polymerization of vinylidene monomers", issued 1972-Jan-25 
  3. ^ Acetone thiosemicarbazone (ATSC) Archived 2012年2月27日, at the Wayback Machine., 88chem.com