Better Days (Natalia Gutierrez y Angeloの曲)

「Better Days」
Natalia GutierrezとAngeloのシングル
発祥	2010
リリース	2010年 9月
録音	2010
ジャンル	Dance pop
時間	3:58

『Better Days』（スペイン語: "Mejores Dias"）は、ナタリア・グティエレスとアンジェロによる2010年のコロンビアのポップソング。この曲は FARC(コロンビア革命軍)ゲリラに拘束されたコロンビア兵に、FRACに気づかれぬように隠されたメッセージを伝える目的で、コロンビア軍と商用ジングル用の小さな録音スタジオであるRadio Bembaで作曲された。

この曲の間奏にはヨーロッパのダンスビートを装った「19人救出された。次はあなたの番だ。希望を持て。」というメッセージの モールス信号が仕込まれている。これは、コロンビア軍がFARCの支配地域に侵入し、拘束されたコロンビア兵を救出しに来ていることを、FRACに気づかれぬよう知らせるためのものであった。

この曲は130を超えるラジオ局で放送され、300万人がこの曲を聞いた。コロンビア軍は、FARCの支配地域で受信できるすべてのローカルラジオ局を管理していたため、この曲を支配地域内で再生させることは容易であった。ルイス・メンディエタ・オバジェ・ヘルリンド少将は生放送のテレビ番組に出演し、FRACゲリラに対し、ラジオ番組に電話をかける捕虜の家族の声を捕虜が聞くことができるように、支配地域内でラジオを流すように要求した。しかし、実際にはこの曲つまりモールス信号を聴かせて、救出される作戦があることを捕虜に知らせるためだった。

曲の由来/背景

エスペホ大佐とオルティスは、ロドリゴ・ボリバル、アルフォンソ・ディアス、マリオ・レオン、ルイス・カスティーリャ、プロデューサーのカルロス・ポルテーラといったコロンビアの広告関係者と協力した。ポルテラは、オルティスと彼のチームは 「何を求めているのか非常に具体的だった 」と語る。彼によれば、オルティスは、モールス信号を知っている人でない限り誰もそれを見破れないように、曲の中にメッセージを隠すことができるかどうかを知る必要があった。 これは、多くの要素が絡む大きな挑戦であることがわかった。メッセージは理解できるものでなければならなかったが、曲の中で目立つものであってはならなかった。ポルーテラ曰く、マジックナンバーは20とのことで、およそ20のモールス信号の単語を、コーラスの長さの楽曲に収めることができ、そしてそれは問題なく聞こえることを気付いた。