火器

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火器(かき、英語: Firearm)とは、火薬などのエネルギーを利用して飛翔体(弾丸など)を射出する装置であり、広義には、射撃統制器材射撃及び弾道を含む。(防衛省規格)

概要

火薬そのものの破壊力ではなく、その燃焼ガス圧力を利用して飛ばした弾丸により、人員の殺傷、建造物・車両などの破壊、航空機撃墜などの目的を果たす。

防衛省規格では口径20mm未満の火器を小火器、20mm以上の火器を火砲と分類している。小火器(銃、銃器)[1]の定義は「火薬類の燃焼ガスの圧力によって,飛翔体(弾丸など)を射出する装置のうち小形なもの。通常,口径 20mm 未満の火器をいうが,最近では,口径が大きい擲弾発射器などの個人携行火器を含める場合が多い」であり、火砲(砲、砲熕武器:ほうこうぶき)の定義は「口径が 20 ㎜以上の火器」である。

軍事用語としての重火器については当該項目を参照方。

火器を用いた戦闘を火戦と言い、ナイフ銃剣などによる白兵戦と区別する。

脚注

  1. ^ 「銃」または「銃器」は小火器の別名である

参考文献

関連項目