名 (人名)
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このページ名「名 (人名)」は暫定的なものです。(2022年7月) |
姓名における名(な、英: given name、個人に与えられる名の意味)、および個人名(こじんめい)とは、人名のうち個人を特定する部分である。日本などのいわゆる漢字文化圏においては、家族を特定する'''姓'''の後に置いて姓名を構成し、縦書きすると姓の下に続くため、一般に下の名前と呼ぶ。英語圏などにおいては、家族を特定する家系名(family name)の前に置くため、ファーストネーム (first name) とも呼ぶ。
一般に「ヨーロッパの人名は名が先に来る」などという解釈をされるが、ハンガリーの人名のように姓名の順で書く場合や、出家などの事情により家系名を捨てたり、もともと持たなかったりする人を言及する際にwikt:職名や所属団体名などがつくことで「名が後に来る」ため断言はできない。とはいえ、ハンガリーの人名の場合は、特に著者名などにおいて他言語の慣行に倣い、名姓の順で記す場合もあり、その意味では漢字文化圏の人名もラテン文字へ翻字し、名姓の順で記す場合があるため一概に言えない。
代表的なもの
など。
参考文献
- Barolini, Teodolinda, ed (2005). Medieval Constructions in Gender And Identity: Essays in Honor of Joan M. Ferrante. Tempe: Arizona Center for Medieval and Renaissance Studies. ISBN 9780866983372
- Anthroponymie et migrations dans la chrétienté médiévale [Anthroponymy and Migrations in Medieval Christianity]. Madrid: Casa de Velázquez. (2010). ISBN 9788496820333
- An Anthropology of Names and Naming (2nd ed.). Cambridge: Cambridge University Press. (2009)
- Fraser, Peter M. (2000). “Ethnics as Personal Names”. Greek Personal Names: Their Value as Evidence. Oxford: Oxford University Press. pp. 149–157
- Room, Adrian (1996). An Alphabetical Guide to the Language of Name Studies. Lanham and London: The Scarecrow Press. ISBN 9780810831698
- Ziolkowska, Magdalena (2011). “Anthroponomy as an Element Identifying National Minority”. Eesti ja Soome-Ugri Keeleteaduse Ajakiri 2 (1): 383–398. doi:10.12697/jeful.2011.2.1.25 .