梶浦正之
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梶浦 正之(かじわら まさゆき、1903年(明治36年)5月20日 - 1966年(昭和41年)12月12日)は日本の詩人、評論家。
略歴
愛知県海部郡佐織町勝幡に生まれる。1930年(昭和5年)に法政大学経済学部を卒業する。早くから雅趣溢れる象徴詩を『明星』、『日本詩人』、『詩聖』などに発表し、1921年(大正10年)に『飢え悩む群れ』を刊行し、1925年(大正14年)に刊行した『鳶色の月』によって詩壇に確固たる地位を得た。その後、1935年(昭和10年)代に入ると新現実派を主唱し、詩誌『詩文学研究』を発行する。
詩集・著書
- 『飢え悩む群れ』(現代新詩社、1921)
- 『砂丘の夢』(詩線社、1924)
- 『鳶色の月』(曙光詩社、1925)
- 『春鶯』(桂冠詩人社、1931)
- 『青嵐』(詩文学研究会、1939)
- 『詩の原理と実験』(詩文学研究会、1939)
- 『梶浦正之詩抄』(詩文学研究会、1940)
- 『三種の神器』(詩文学研究会、1942)
参考
- コトバンク-20世紀日本人名事典
- 『「日本の詩」100年』(土曜美術社出版販売、2000)