マーク・ベアリング (第8代アシュバートン男爵)
第8代アシュバートン男爵マーク・フランシス・ロバート・ベアリング(英語: Mark Francis Robert Baring, 8th Baron Ashburton、1958年8月17日 – )は、イギリスの実業家、貴族。
生涯
[編集]第7代アシュバートン男爵ジョン・フランシス・ハーコート・ベアリングと1人目の妻スーザン・メアリー(Susan Mary、旧姓レンウィック(Renwick)、初代レンウィック男爵ロバート・レンウィックの娘)の長男として、1958年8月17日に生まれた[1]。イートン・カレッジとオックスフォード大学クライスト・チャーチで教育を受けた[1]。
2002年6月から2009年12月までソーンヒル投資運用会社(Thornhill Investment Management Ltd)取締役、2003年7月から2015年6月までベアリング財団(The Baring Foundation)理事を務めた[2]。このほか、2014年9月よりCS Disabled Holidays(神経学の病気による身体障害者の旅行支援事業を行うチャリティー法人)の財務担当理事を[2][3]、2015年10月よりザ・グランジ・フェスティバル理事を務める[2][4]。
2020年10月6日に父が死去すると[5]、アシュバートン男爵位を継承した[6]。
家族
[編集]1983年にミランダ・キャロライン・ライト(Miranda Caroline Wright、チャールズ・セント・ジョン・グラハム・ライトの娘)と結婚、2男2女をもうけたが、2人は2014年に離婚した[1]。
- オーリア・ローズ(Aurea Rose、1988年 – )[1][7]
- フレデリック・チャールズ・フランシス(Frederick Charles Francis、1990年6月25日[1] – ) - ベアリング男爵位の法定推定相続人
- パトリック・ジョン・ロビン(Patrick John Robin、1995年 – )[1][7]
- フローラ・メイ(Flora May、1997年5月2日 – )[7]
その後、ベアリングは2016年にソフィア・キャロライン・グレンヴィル(Sophia Caroline Grenville、エドワード・ウィリアム・イーデン・アンドルーズの娘)と再婚した[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g Morris, Susan (2019). Debrett's Peerage and Baronetage (英語). eBook Parts 631–632.
- ^ a b c "Mark Francis Robert ASHBURTON". Find and update company information - GOV.UK (英語). 2023年1月29日閲覧。
- ^ "Who's involved?". CS Disabled Holidays (英語). 2023年1月29日閲覧。
- ^ "Who We Are". The Grange Festival (英語). 2023年1月29日閲覧。
- ^ Adeney, Martin (9 October 2020). "Lord Ashburton obituary". The Guardian (英語). 2023年1月29日閲覧。
- ^ Peers, Jim; Gapper, John (14 October 2020). "Lord Ashburton, banker, 1928-2020". Financial Times (英語). 2023年1月29日閲覧。
- ^ a b c Mosley, Charles, ed. (1999). Burke’s Peerage and Baronetage (英語). Vol. I (106th ed.). London: Burke's Peerage Limited. p. 119. ISBN 2-940085-02-1。
イギリスの爵位 | ||
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先代 ジョン・ベアリング |
アシュバートン男爵 2020年 – |
現職 法定推定相続人 フレデリック・ベアリング |