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エフワンガム

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エフワンガム(もしくはF.1ガム)は、1977年(昭和52年)にカバヤ・リーフ(現・カバヤ食品)が製造販売したチューインガム食玩。それまで幼児向けと考えられていた玩具菓子の分野において、現在まで続くスケールモデル食玩の基礎となる概念を日本で最初に菓子売り場に持ち込んだ。

概要

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ネーミングのF.1は、当時日本の男子児童を熱狂させたスーパーカーブームと、1976年(昭和51年)に日本で初のフォーミュラワン世界選手権が、翌1977年(昭和52年)にかけ行なわれたことによるもの。ただし諸般の事情でF1は使用できず、F.1エフワンが併記された。ビッグリーグガムのコンセプトを引継ぎ、パッケージは直方体の紙製で、同社のビッグリーグガムと同様にガムとおまけの部屋を分けた方式だった。おまけはポリエチレン系(接着と塗装が困難な素材)の軟質プラスチック製で自動車等の乗物の完成品を封入。後にニューエフワンガムにリニューアル以降は、ランナーから部品を切り離すタイプの簡易なプラ組立てキット[1]と成り、それまでの食玩と差別化が図られている。また初期のパッケージイラストは1975年(昭和50年)のF1カーブラバムBT45がリアルに描かれるなど、当時の多くの食玩より高学年層を狙った意図がうかがえる。さらにキャッチフレーズを「男の子のガム」として購買層を限定している。製品コンセプトは後のビッグワンガムに引き継がれた。

ラインナップ

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広告宣伝

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  • キャッチコピー「男の子のガム」
  • TVCF
    • 楽曲:カーベルス「The L.A. Run(スケートボード・ラン)」
    • ナレーター:広川太一郎

脚注

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  1. ^ 同じくポリエチレン系の軟質プラスチック。その特徴によるはめ込み組立て式。

関連項目

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  • カバヤ食品
  • 食玩
  • リーフ(企業) - アメリカの食品メーカー。大リーグプロ野球カードのガム(名称不明)やビッグリーグガム等の野球関連の食玩を手がける。1960年代初旬頃にカバヤ食品と業務提携(当時)。
  • カバヤリーフ(現・カバヤ食品) - アメリカのリーフ社と提携による販売子会社(当時)。ライセンスにより主に野球関連の食玩を手がける。プロ野球カードのガムやビッグリーグガムとエフワンガム(後にニューエフワンガム)等を発売。
  • ビッグリーグガム - 米リーフ社と提携の野球関連食玩。主に野球ボールガムと立体パズルを封入。
  • ビッグワンガム - ビックリーグガム・ニューエフワンガム、二つのコンセプトとニューエフワンガムのおまけのコンセプトを引継ぎ発展させたプラスチックスケールモデル食玩。ニューエフワンガムと同じくポリエチレン系の軟質プラスチックを採用。現在の食玩市場の基盤を作った。