正覚寺 (寒河江市)
表示
正覚寺本堂 | |
所在地 | 山形県寒河江市 |
位置 | 北緯38度22分34.5秒 東経140度16分22.7秒 / 北緯38.376250度 東経140.272972度座標: 北緯38度22分34.5秒 東経140度16分22.7秒 / 北緯38.376250度 東経140.272972度 |
山号 | 不動山 |
宗旨 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 慶長年間 |
開基 | 岌讃専阿 |
正式名 | 不動山正覚寺 |
法人番号 | 5390005007385 |
歴史
[編集]天正12年(1584年)最上義光が寒河江氏を滅ぼすと、文禄年間(1592年~1596年)嫡男最上義康が旧寒河江氏所領を父から受け継いだ。最上義光・義康父子によって、慶長年間(1596年~1615年)建立され、義光山常念寺(山形県山形市)住職岌讃専阿[1]が開山したという。文禄4年(1595年)秀次事件に連座した娘、駒姫を失った大崎夫人(義康母)は娘の後を追うように亡くなったとされるが、義康が政務をとる寒河江城からほど近い、正覚寺で菩提を弔ったという逸話も伝承されている。また、遺品が残る。
慈恩寺本堂の250mほど西に西院と呼ばれた禅定院が築造されていたが、禅定院阿弥陀堂は現在正覚寺阿弥陀堂として移築されている。
脚注
[編集]参考資料
[編集]- 寒河江市史編さん委員会 『寒河江市史 上巻』、1994