コンテンツにスキップ

高目・安目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年11月27日 (日) 16:35; Family27390 (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

高目・安目(たかめ・やすめ)とは、麻雀用語のひとつ。

待ちが複数ある聴牌で、ある待ちで和了した時にはつかない役が、別の待ちで和了した場合にはついたりするような状態のとき、点数が高くなる待ちを「高目」、安くなる待ちを「安目」という。3つ以上の点数の差がある場合、点数が一番高くなる待ちを「ド高目」ということもある。

[編集]

以下の点数は子の栄和(カッコは親の栄和)の点数とする。

二索二索四索四索四索六索七索八索六萬七萬八萬七筒八筒

上記のような聴牌形でリーチをかけたとき(六筒・九筒待ち)、六筒では三色同順タンヤオが付いて40符4翻の満貫8000点(親12000点)となるが、九筒ではリーチのみの40符1翻で1300点(親2000点)になってしまう。この場合、六筒が「高目」、九筒が「安目」である。

一筒一筒一筒二筒二筒二筒三筒三筒三筒四筒七索七索七索

上記のような聴牌形(一筒・二筒・三筒・四筒・五筒待ち)では四筒で四暗刻役満となり32000点(親48000点)(ダブル役満のルールだと64000点・親96000点)が得られるが、一筒では一盃口のみの40符1翻で1300点(親だと2000点)しか得られない。二筒・三筒・五筒では三暗刻のみの50符2翻で3200点(親だと4800点)である。この場合、四筒が「ド高目」、二筒・三筒・五筒が「高目」、一筒が「安目」である。このように点数に極端な差があるものも存在する。

関連項目

[編集]