コンテンツにスキップ

ツィダンタ1世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年2月28日 (月) 15:22; Keruby (会話 | 投稿記録) による版 (+{{出典の明記}}、+ソートキー)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ツィダンタ1世
ヒッタイト
在位 紀元前16世紀

配偶者 ハンティリ1世の娘
子女 アンムナ
テンプレートを表示

ツィダンタ1世(Zidanta I、紀元前16世紀)は、ヒッタイトの大王。

経歴

[編集]

ツィダンタは高位のヒッタイト貴族の一員であり、ハンティリ1世の義理の息子であった。ハンティリは大王ムルシリ1世の義兄弟であったが、ヒッタイト貴族の一部はその即位に不満を抱いており、それに乗じたツィダンタとハンティリは「宮殿に乗り込んで」ムルシリを殺害した。

ハンティリが大王に即位したものの、自分の実の息子ピシェニに王位を継がせようとしたため、ツィダンタはハンティリを殺して自ら大王に即位した。ツィダンタの治世に関する記録は今のところ発見されていない。ツィダンタは王位を狙う実の息子アンムナに殺害された。

先代
ハンティリ1世
ヒッタイトの大王
紀元前16世紀
次代
アンムナ