中松乙彦
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中松 乙彦(なかまつ おとひこ、1889年(明治22年)2月5日[1] - 没年不明)は、明治時代後期から昭和時代前期の台湾総督府官僚。嘉義市尹、高雄市長。
経歴・人物
熊本市に生まれる[1]。1910年(明治43年)台湾総督府に出仕し、民政部蕃務本署雇となる[1]。ついで民政部土木局勤務に転じ、土木局基隆出張所経理主任、台中州竹山郡守を経て、台南州斗六郡守に就任[1]。
さらに1939年(昭和14年)嘉義郡守を経て[2]、翌年6月、嘉義市尹に就任した[3]。のち1942年(昭和17年)4月1日から1943年(昭和18年)3月31日までの1年間、高雄市長を務めた[4]。
脚注
参考文献
- 台湾新民報社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1937年 。
- 太田肥州 編『新台湾を支配する人物と産業史』台湾評論社、1940年 。
- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1943年 。