硫化ビスマス(III)
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硫化ビスマス(III) Bismuth(III) sulfide | |
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Bismuth(III) sulfide | |
別称 三硫化二ビスマス | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 1345-07-9 |
特性 | |
化学式 | Bi2S3 |
モル質量 | 514.16 g/mol |
外観 | 茶色の粉末 |
密度 | 6.78 g/cm3[1] |
融点 |
775 ℃[2] |
水への溶解度 | 不溶 |
酸類への溶解度 | 可溶 |
危険性 | |
主な危険性 | 刺激性 |
Rフレーズ | R36/37/38 |
Sフレーズ | S26, S37 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
硫化ビスマス(III)(りゅうかビスマス、英: Bismuth(III) sulfide)はビスマスの硫化物で、化学式Bi2S3で表される無機化合物。ビスマス原子に対して硫黄原子7個がキャップ付き三角柱状に配位した結晶構造をもつ。天然には輝蒼鉛鉱として産出する。主に、他のビスマス化合物の合成原料として用いられる[3]。
合成
[編集]三価のビスマスと硫化水素の反応により生成する。
石英管中にビスマスと硫黄を封入し、96時間500℃に加熱し続けることによっても得られる。
脚注
[編集]- ^ WebElements Periodic Table of the Elements
- ^ D. Cubicciotti, "The Bismuth-Sulfur Phase Diagram," J. Phys. Chem., 66, 1205, (1962).
- ^ Pradyot Patnaik. Handbook of Inorganic Chemicals. McGraw-Hill, 2002, ISBN 0070494398